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![]() 凛として時雨 |
![]() detroit7 |
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| この日は、インビシブルマンズデスベッドの記念すべきニューミニアルバム「蠢動」の発売記念ライブである。「蠢動」とは何と読むのか? これは「しゅんどう」と読むのです。意味は「取るに足りないものが陰で策動すること」とある。そして「策動」とは、「人知れず計画を立てて行動すること」とある。 要するに「取るに足りない小さなものが、大きなことをやらかそうと闇でこっそりと動いている」という感じであろうか。 そんな、インビシの意味深なタイトルのアルバムの発売記念だ。まず、最初に登場した虫は「凛として時雨」で、このバンドは初めてのファンダンゴとなる。 バンド名からも想像がつくように、一筋縄では行かない少しひねくれたトリオのギターバンドとでも言うべきか。交互に発せられる男女のツインボーカルが 印象的なバンドである。時には激しく、時には優しく、感情むき出しの名演に感無量。次に登場してきた虫は「detroit7」。走り出したら止まらないビートの連続発射。 ロックのかっこいいとこを全て詰め込んだような曲とテンション。そこに絡まるキュートな女性ボーカルの素晴らしさ。見るたびに、のめり込んでしまっている自分がいた。 これまた感無量。3番目に飛び出してきた虫は、大阪代表「バミューダ☆バガボンド」。酸いも甘いも知り尽くした、そろそろ中年に差し掛かろうとしている 最強ミクスチャーバンドだ。個性派ツインボーカルが繰り広げるバミューダ・ワールドに、輪をかけて折り重なる強烈バック陣がこれまた凄い。 笑いあり、涙ありのステージは国宝物。最高のライブパフォーマンスに感無量。さあ、この日のトリは虫の中でも代表格の「インビシブルマンズデスベッド」。 全ての贅肉を削ぎ落としたようなサウンドに4人の個性が埋め込まれたステージング。これぞ存在感。一刻の猶予すら許してはくれない音の連続に、俺の目は釘付けである。 観るものを引き込む力とはこの事なのか。記念すべき名曲「蠢動」含む計8曲を、息つく暇も無く全身全霊で表現し、最後はスペシャルゲストとして数多くの ビールケースが散乱し、幕を閉じた。もう何も言うことはあるまい。感無量だ。帰りの電車の中で、俺の身体の中から、名も知らぬたくさんの虫達が、 ゴニョゴニョ出て来たような気がした。 | |||
| (photo:245/text:加藤鶴一) | |
![]() バミューダ☆バガボンド |
![]() インビシブルマンズデスベッド |
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