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「dip disc」がこれまでの企画「いいにおいのする」シリーズに続き、新たなシリー
ズ「カクカクするハイブリッドSHOW vol.1」を展開してまいりました、今回のファン
ダンゴ!いっぱいのお客さんが押し寄せたこの日、楽しめること間違いなし!最初に
登場した「Vampillia」はとにかく大所帯であります。ドラム、ベース、ギター×
2、鍵盤、DJ、バイオリン等にヴォーカルとステージが狭く感じるほどで摩訶不思議
な音楽である。奇声を上げるヴォーカルに、でっかくうなる音、意味不明なセリフを
呪文のように唱え上げて異様な展開を創りあげていく。一つ違えば意味不明に感じる
空間であり、取り残されそうな感覚である。一度見ただけで「Vampillia」は理解で
きるのは難しいと思う。映画を何度も見る感覚でライブも何度も体感して欲しい。次
に「RUINS alone」の登場。この迫力も形容し難いものであるが圧巻である。なだれ
込む様なドラムと、どうやってドラムと連動して鳴らしているか分からないサンプ
ラーを駆使しての世界は単純に一人とは感じさせないステージである。理屈抜きにホ
ントカッコいい!見ているみんなが引き込まれるのも納得の内容であり、ただただ感
動であった。これはドラムのみの技術ではない「RUINS alone」の凄さであった!さ
て3番目は「HOSOME」である。ハードコアな面もありながら、バンドとしての形はこ
の日出てきた中ではまだ正統派?だが「カクカクするハイブリッド」の要素も満載で
ある。ヴォーカルにエフェクト、鍵盤にサンプラーと一筋縄では行かない。一瞬で過
ぎていく中で全8曲と凄いスピードで過ぎていった。最後はファンダンゴに久しぶり
の登場「MELT-BANANA」!やはり唯一無二である。オルタナ、ノイズ等のジャンルで
は括れないものが「MELT-BANANA」には存在する。この日もエッジのききまくったギ
ターに、ノイジーでキャッチーなヴォーカルがキンキンに歪む中、黙々ととんでもな
く複雑なリズムを刻むドラムにベース、息つく間もない!長いキャリアがそうさせる
のか、余分なものが何一つ無く、繰り出される楽曲に、飲み込まれる。かっこいいバ
ンドの特徴として個人的に感じるのが持ち時間の配分が上手い事だと思う。この日は
タイムテーブル的にはかなりの時間押していたのだが、「MELT-BANANA」が始まった
らそんな事を忘れて見入って、終わってみればきっちり時間内に終了しているのに、
物足りなさが少しも無い。そのときのステージにどれだけみんなを引き付けて集中さ
せるかがバンドの力が表されると思う。そんな全ての要素を持つ「MELT-BANANA」は
この日アンコールも見事にこなして無事全ての行程が終了。新たな企画「カクカクす
るハイブリットSHOW vol.1」は一発目からこんな濃厚であっただけに、これを上回る
「vol.2」に期待しながら次に今回を越える物をどう発展していくのか、今から胸が
高まる! |