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![]() ユウテラス |
![]() 神一重 |
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もうすぐ春がやってくる。そんな感じを一気に吹き飛ばすかのように寒波が襲来した3月13日。
ファンダンゴに4組の暖かい雰囲気を持つバンドが集結した。まずは「ユウテラス」爽やかに遊ぶと書くボーカルの「爽遊」率いるユウテラスとは言っても、この日は彼の弾語りであった。その太々しい風貌からは
想像することが出来ないような名曲の数々。正に曲自体が爽やかに遊んでいる感じさえ受ける。曲の良さ、メロディーの素晴らしさ、そして独特のセンス。彼を観た事の無い方は、一度触れてみて欲しいと思う。次に登場したのが「神一重」僕が大好きなミュージシャンの一人である「岩崎愛」率いる神一重。
書きたい事が山程あるのだが、「ザ・アウトロウズ」のボーカルであるモリツグ君が
「ここから先は俺に書かせてくれ!」と真剣に訴えるので、彼にペンを譲ることにしよう。
イエーイ!なにがなんだかわからないが、とにかくここからは俺がレポしようと思う。
「神一重」率いる岩崎愛ちゃんの声はこの日も無敵だった。決して力強いわけでもなければ、
声がでかいわけでもないのだが、彼女の声は何事にも呑み込まれない存在感を放つ。そんな声を持ちながらコテコテでホカホカな、たこ焼きみたいな彼女のキャラ、楽曲のセンス、まるでぬるま湯のような
彼女の存在。この体を芯から暖めてくれるような温度が俺は好きだ。続いて登場は「マーガレットズローズ」。Gu、Dr、Baという3ピースならではのシンプルな編成からなる音は、
どれもカッターナイフのようにするどく、どこまでも人間的だ。まるでフィッシュマンズを
彷佛させるような個性的な声にのせて歌われる言葉は、俺の心をギロッ!と睨みつけてきた。
彼等のライブを見ているとなんだか金縛りにあったかのような錯覚に落ちる。涙だけがとまらなかった。
ずいぶん前から彼等の事を知っているような気がした。そして、この日のトリは「ロボピッチャー」。
確かな技術に裏打ちされた正確なリズム、デジタル信号に変換され計算し尽くされたスリリングな音の渦。そして、どれだけデジタル化されても、正確であっても、彼等の投げてくる球はどれも「魂の側の生きたボール」だった。彼等のステージは、確固たる自信、経験の上になし得る「なんでもありの領域」に足を踏み入れた圧巻のライブだった。この日、ファンダンゴは少し早い春を感じれるような暖かさに包まれていた。
これはもちろん4組のすばらしいアーティストによる魔法とでも才能とでもいうのかもしれない。
ただ、競演による化学反応があった事もわすれてはいけない。これだからライブはおもしろ
いのだ。
帰り道、十三の町はいつもと変わらない活気にあふれていた。素っ裸な心に吹き付ける風も、
もう寒くはなかった。いつもと変わらない景色やにおいも、自分の心次第でいろいろと形を変えて見えたりする。。当たり前すぎて見過ごしている事や、身近にいすぎて、もうずいぶんと向かい合っていない人た
ち・・・。大切な事はそういう事なのかもしれない。それにしても、はやくライブがしたい。 | |||
| (text:TURU&MORITUGU/photo:245) | |
![]() マーガレットズロース |
![]() ロボピッチャー |
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