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    2016/2/21(SUN)    
『不滅の遠藤兄弟』
遠藤賢司/遠藤ミチロウ


遠藤ミチロウ at Fandango 160221
遠藤ミチロウ
遠藤ミチロウ live at Fandango 160221
遠藤ミチロウ


「エンケン」の愛称で親しまれ、還暦を迎えても尚ライブ活動を中心に精力的な 活動を続けている純音楽家《遠藤賢司》と、日本のロックシーンに衝撃を与えた 伝説のパンクバンド、ザ・スターリンの中心人物であり、強烈な存在感と カリスマ性で圧倒的な支持を集め、一世を風靡する《遠藤ミチロウ》との 至高の2マンライブが今宵十三にて開催された。

伝説の宴を今か今かと待ちわびる多くのファンが会場周辺を埋め尽くし、 開演前から高揚感に包まれる。 開演直前には場内に「撮影・録画禁止」の諸注意がアナウンスされ、 「奇跡の瞬間をその目に焼き付けて存分に お酒を飲んで行ってください!」と煽る一コマも。 そして盛大な拍手の中、トップバッターとして 遠藤ミチロウが登場!

一曲目は、スターリン解散後にTHE ROOSTERZの下山淳、THE STALINの小野昌之などが 参加したミチロウ・ゲット・ザ・ヘルプ!!で制作した三部作「オデッセイ・1985・SEX」の セルフカバーバージョンの“オデッセイ 2016 SEX”を披露!静寂な歌の中に、 野犬の雄叫びの様なかすれた声を織り交ぜて空間の陰と陽を作り出していく。
「ここに来るのはスターリンで来た時以来だから、25年以上経つんだけどこの 十三の街は変わっていてもファンダンゴは変わらずあってくれて本当に嬉しいよ。 でも、昔このステージの上に鉄パイプみたいな棒が吊るされてあって、 ぶらさがったら外れそうになって怒られたな~。笑」と若き日の懐かしい思い出を振り返った。 “Just Like a Boy”、“オレのまわりは”と立て続けに演奏し、 『未来はいくつになっても未来なんだ!いつまでも未来なんだ!』と叫び、フロアから喝采の渦が巻き起こる。 『遠藤兄弟っていうタイトルですが、本当に兄弟って思ってる人、いないですよね?笑 まあ、名字が偶然一緒だったから、昔山形に住んでた時にエンケンさんをイベントに呼んで、 「絶対遠藤兄弟っていうタイトルつけて全国まわりましょう!!」って焚きつけたんだけど、 次会った時全然覚えてくれてなくて、、やっと出来たのがお互い100歳になった時ですよ。笑 そして今お互い合わせて136歳。ほら、すごい事だよね?未来って分かんないですよねー。』と 兄貴分の遠藤賢司の思いを赤裸々に語った。

後半戦にさしかかると、“カノン”、“冬のシャボン玉”という静かなバラードを披露。 寂しさの中に、かすかな幸せを感じさせる独自の雰囲気に一気に引き込まれていく。
今春から全国の劇場で順次公開される遠藤ミチロウが監督を務めた映画 「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」の製作場面にも触れ、ASA-CHANG、 大友良英、和合亮一らと立ち上げた「プロジェクトFUKUSHIMA!」や東北への愛を語りながら、 その映画の始まりともなった“お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました”を演奏し、 激しい怒りをぶつけた詞を彷徨し、奇抜な性格の中に潜む純粋な心を露わにさせた。

激流の様なライブを披露してくれた遠藤ミチロウの後におまちかね、兄貴分の遠藤賢司の登場だ。 セッティングの時から静寂な空気に包まれ、異様な緊迫感にフロアは包まれる。 そして壇上に遠藤賢司がさっそうと現れ、『エンケン!エンケン!!』と熱狂的な声が生まれる。

無言でギターをつまびき、鼓膜をゆっくりと包み込んだと思ったその瞬間!打楽器の様にエレアコを 奏でながら叩き、“嘘の数だけ命を燃やせ”でライブをスタートさせた。トップギアのまま疾走し 、“ちゃんとやれ!えんけん!”ではノイジーなサウンドと叫びが重なる 一人とは思えぬ轟音と残響に体が高揚していく中、一転して次の“美しい女”では、 かすかな不協和音と明るいメロディーラインが印象的なピアノを弾き語りを魅せた。

先鞭的な存在感を見せた後に、先ほどの遠藤ミチロウが語った出会いの話に触れた。 『ミチロウ君と出会った時、奇抜で、個性的な男だなとも多少思ったが、 何より寂しがり屋で、どこまでも自分に馬鹿正直なやつなんだなあと感じた。 その部分では、僕と似てる様に思って、この「遠藤兄弟」をやろうと思い立った。 だからこそ、70を目前にした今でもこうやってステージで共演できる。 それは、お互いがお互いを信じあっているからなんだよ。』と 男が心の内に秘める確固たる思いを語ってくれた。

温まる様なMCの後には、やはり業火の炎に包まれる 如く躍動感溢れる音が響き渡る。 “44年目のカレーライス”から“夜汽車のブルース”まで、 感情そのままの音の体現はやはり何度見ても背筋がそり渡る。 まるで、自分自身の眼の前で胸ぐらを捕まれている感覚に陥るほど、 彼の響かせる音には臨場感があるのだ。

本編が起こり、汗まみれになったエンケンだが、鳴り止まぬ アンコールに応え“夢よ叫べ”を演奏。 全人類へのメッセージと言っても過言ではないほど、勇気に満ち溢れ、 さらに自分への対峙に繋がる名曲なのだ。

そして最高の盟友、遠藤ミチロウを招き入れ、“不滅の男~遠藤兄弟~”を披露。 『福島生まれ・天下御免のパンクロッカー「遠藤ミチロウ」と、 象形文字を体現する真の純音楽家「遠藤賢司」! 二人合わせて、不滅の遠藤兄弟なるぞ!』 と叫ぶ!地鳴りの様な拍手の渦の中、時代を牽引し続ける 日本のフォークロックの二人が最高の笑顔を見せてくれた。

この日の模様が、フォトライブレポートとともに遠藤賢司さんのブログに掲載されてます。 セットリストも載っているので、是非あの日の奇跡を思い出し、また興奮して頂きたい。
【遠藤賢司ブログ館】

(photograph:あき/text:murakami)

遠藤賢司 live at Fandango 160122
遠藤賢司
遠藤賢司 live at Fandango 160122
遠藤賢司
遠藤賢司 & 遠藤ミチロウ live at Fandango 160221
遠藤賢司 & 遠藤ミチロウ
遠藤賢司 & 遠藤ミチロウ live at Fandango 160221
遠藤賢司 & 遠藤ミチロウ
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