僕がまだ若きクソガキであった15、6才の頃「日本ロック史」という名の一冊の本を手に入れた。その本には、僕の知らない多くのロック・
バンドが紹介されていた。その中でも一番僕の気をひいたのが、柴山俊之率いる「サンハウス」であった。当時、アルバイトで稼いだ金をほと
んどレコードに注ぎ込んでいた僕は血眼になって「サンハウス」のレコードを捜しまわった。ようやく手に入れたそのレコードを溝がすり減る
位に聞きまくったのをよく覚えている。言うなれば「サンハウス」は僕のロックの先生である。そのロックの先生である「サンハウス」の菊こ
と柴山俊之がこの日ファンダンゴのステージで往年のサンハウス・ナンバーを歌いまくったのだった。
まず最初に登場したのが、ファンダンゴ初登場となる東京のバリバリのロックバンド「DRAGON SOUL HEADZ」、2番手は先日発売したCD「音楽」
が大好評である大阪が誇るロックバンド「夕凪」、3番手に京都の重鎮「ダイナマイトヘッズ」、そして「ダイナマイトヘッズ」のボーカルがス
テージを降りバックのメンバーはそのままで柴山俊之が登場した。場内が熱気と緊張感に包まれたその瞬間「キングスネークブルース」のイント
ロが始まった。マイクスタンドを男根にみせかけるあのステージアクションはまだまだ健在である。その後も「爆弾」「ビールスカプセル」「地獄
へドライブ」「盗人」と名曲のオンパレード。一緒に口ずさむ人、踊り狂う人、バーボン片手にゆっくり聞いてる人、十人十色ではあるが確かに皆
楽しんでいる。後半も我らサンハウス好きにはたまらない選曲で攻めまくる「I LOVE YOU」「もしも」「なまずの唄」「カラカラ」これでもか!と
いう程シャウトする柴山氏とまだまだやれ!という感じの観客との一種の勝負である。そして迎えたラストの曲は名曲「レモンティー」である。こ
の日出演した全バンドの代表者が皆ステージに上っての「レモンティー」大合唱大会で幕を閉じた。僕は、苦節20年、ようやく見れた菊に感動し
たのだった。また、秋頃に柴山氏のニューバンドのアルバム・リリースとそれに伴うツアーも予定されているので、そのへんのチェックも忘れずに
!!僕も楽しみにしています。
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