吠えろ!ファンダンゴ!!
#29 会うは別れの始め
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俺は「今日は特に寒いなあ」などと思いながら、部屋の窓を全開にしてコタツに首まで浸かり、冬の冷たさとコタツの暖
かさを楽しんでいた。吐く息の白さに何とも言えぬ切なさを覚える傍ら、もうすぐ春が訪れるという期待感がちらついた。もう、
そんな時期である。土筆の子が恥ずかし気に地面から顔を出す頃である。そう言えば、去年の12月から毎日着続けている俺の
自慢の真っ白のダウンジャケットが、汚れの為に灰色に変色してしまっている。特に襟の辺りは、びっくりする位に真っ黒である。
早く暖かくなってもらって、こんなに汚いダウンジャケットとはオサラバしたいところである。
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そんな俺の灰色のダウンの左ポケットには、先日、家で発見した「ことわざ小辞典」という小さな本が入っている。
いつ手に入れたのかも思い出せないような、よく解らない小さい本だが、読んでみるとなかなか面白いものである。
これには、ことわざ以外にも故事や金言も載っていて何かと役に立つ。例えば、これは面白いと思ったものをいくつ
か挙げてみると、「掃きだめと金持ちは溜るほど汚い」金持ちは、金が溜れば溜るほど、もっと溜めようとしてけち
になり汚くなることの例え。「聞いて極楽見て地獄」人から聞いた話と実際に見た事とがひどく違っていること。
「切っても血が出ぬ
」大変なけちんぼうを言う例え。「兄弟喧嘩は鴨の味」兄弟姉妹は喧嘩していても楽しく仲が良いという事。
「酒は気違い水」酒は人を狂わせる水であるとの意。「毒を食らわば皿まで」いったん毒を食ったと知れば、大胆になっ
て最後は皿までなめてしまうの意で、一度悪事を犯したものが大胆になり徹底的に悪事を犯してしまうこと。「年寄子ども」
年をとると再び子供のようになること。「女人は地獄の使い」女の色情の恐るべきことを言う。「鼻糞丸めて万金丹」薬はあ
まり効くものではないの意。「病上手の死下手」絶えず色々な病気にかかりながらも、なかなか死なない人のことを言う。
「我が糞は臭くなし」自分の欠点には気がつかない例え。など、まだまだ面白いものは山程あるが、このあたりで止めておこう。
興味のある人は、ことわざ辞典を手に入れてくれ。
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ところで、3月といえば、冬が去り春が来て、出会いがあり別れがあり、就職あり退職あり、引っ越しありで何か正月よりも新しい
事が起こりそうなそんな時期である。そろそろ、俺もコタツをたたんで散歩にでも出かけようかと思います。皆さんも心機一転で大
胆に何か新しい事に挑戦してみてはどうでしょうか。ファンダンゴは15周年に向けて色々と仕掛けたろうと思ってます。最後に、
2000年9月から1年半もの間、俺らと共にこのファンダンゴを支えてきてくれた、ホール担当の我らがマドンナのナガイさんが
今月いっぱいでファンダンゴを卒業することになりました。皆さん、どんどんファンダンゴに遊びに来て彼女にドリンクを注文しま
くって下さい。ええ感じで酔えますから。おっと!俺の酒も無くなっている!「ナガイさん!お代わりちょうだい!!」それでは、
皆さん、また会おう!!
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(写真/文/ ナマケモノ)
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