#12 いろんな方々にお世話になりました。
1987年10月20日、大阪は十三の片隅で産声をあげた俺のファンダンゴが13歳を迎える。
人間に置き換えれば13歳といえば、中学1、2年生に相当するのだ。何ということだ、これは!
母親のオッパイを吸いまくった赤ん坊時代。やっと歩き出したかと思えば、近所のパン屋の娘とち
ちくりあったり、マッチ遊びで火事騒ぎを起こしたり、ヤンチャで無鉄法な幼年時代。小学校へ行
くと必ず腹痛で悩まされセイロガンを瓶に詰め持ち歩いていた小学低学年時代。俺こそが芸術家と
信じて、何から何まで自分の作品を他人に見せつけ、唯一のヒーローは吉本新喜劇の花紀京だった
小学高学年時代。野球がやりたかったのに何故かサッカー部に入ったりして、なんかナイーブにな
って少し自分の殻に閉じこもってしまったが、初めてロックというかパンクというか音楽に出会っ
た中学校前半。簡単に言うと、これが俺の13年間であった。ちょうどこの頃、花紀京が吉本から
離れ、ジョン・レノンが射殺され、大好きだったおばあちゃんが死んだ。無理矢理かも分からんけ
ど13年って何かの区切りではないだろうか。そんな事を家路に向う終電車に揺られながら考えた
りする今日この頃です。
そんな事はどうでも良いのだが、なんとか13周年を迎える事ができ、来るべき21世紀にこの弱
小ライブハウスであるファンダンゴが堂々と営業できるのは、一重にこの13年間少しでもどんな
形であろうとしてもこのファンダンゴに関わって来た方々の財産であると思う。だから、少なくと
もそんな方々は、毎年来るこのアニバーサリーを祝って欲しい。なにも家でケーキ買うてローソク
立てろと言っているのではない。そんな、お世話になった方々にこんな事を言うのは失礼と思うの
だが一度足を運んで今あるファンダンゴを見て欲しい。そして、何か一言感想を下さい。その種類
は問いませんので、例えば世間話でもええし、誉め言葉でもええし、苦情や文句でも構いません。
たかが5、6人のスタッフで常に運営されている小さなライブハウス、皆さんの意見と僕らのやる
気が全てです。色々と意見のある人は陰でゴチャゴチャ言わんとファンダンゴに来て言うなり、
電話で言うなり、直接言うてほしい。ただ、お誉めの言葉に関しては陰でドンドン言うて下さい。
今、僕は13年前のファンダンゴ電話帳をみている。その中には色々な人の名前が載っている。
第一線で活躍している人、志し途中で亡くなってしまった人、現役でファンダンゴに出演してる人
たまに会う人、消えてしまった人、振り返ると色んな方々にお世話になっている。「皆さん、あり
がとうございます。これからも何卒宜しくお願い致します。10月は是非ファンダンゴに来て下さい。
一緒にビールでものみましょう。ウオオオ〜〜〜〜〜ウウオ〜〜〜。」
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| ※10/1〜11/9まで来場者の方に、ファンダンゴ13周年記念としてステッカーを
プレゼントします。Tシャツの販売も予定してます。(全て限定、売り切れ御免)
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| (写真/毎年快くアニバーサリー・ライブに安価で出演してくれているガーリックボーイズと91年1月FANDANGO NIGHT(横浜)にて文/TSURU1 KATO ) |