大阪のライブバー ファンダンゴ 音楽 ロック ギターのロゴ fandango pick-up live link english language link
cap gif. file link to Fandango schedule page cap gif. file link to Fandango information page cap gif. file link to Fandango links page link to fandnago GOODS page cap gif. file
cap gif. file link to Fandango pcik-up live page cap gif. file link to Fandango index page cap gif. file link to Fandango live report archives cap gif. file

DVD

DEAD

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい。


吠えろ!ファンダンゴ!!
#64 後悔先に立たず



  個人的にも社会的にも色々な出来事があった2004年が去って、2005年がやって来た。早いものである。今年はどんな年になるのだろうか。 いや、どんな年にしようか。そんなことを考えているうちに、また刻一刻と時間は経っていく。時間は待ってくれない。 いつの間にか人生の半分を通り過ぎてしまった僕には、残された時間が少ない。この残された人生で何が出来るのだろうか。誠に一瞬先は闇である。 この、いつ何が起こってもおかしくない時代を、どのように生きれば後悔せずに死ねるのだろうか。答は簡単だ。この与えられた時間の一瞬一瞬を精一杯生きるのだ。 言葉にすると簡単なことであるが、実際行動に移すとなるとなかなか出来る事ではない。しかし、そういう意識で生活していくことで、 何かが変わっていくのかも知れない。それを信じて、今年の僕はいつ何時何があっても納得出来るように、一瞬一瞬を精一杯楽しんで生きていきたいと思う。

去年の話になるが、旅の途中で短い時間ではあったが、男3人1つの部屋で暮らしたことがあった。一人は「濱さん」という僕より3つ上の人で、 もう1人は「伊さん」という52才のおっちゃんである。濱さんは長崎の出身で、15才の頃から長崎の民芸品を持って全国を行商して歩き、 18才で結婚して、20才の頃には過酷な漁船に乗って働き、それから炭坑夫を経験した後、家族で大阪にやってきたのだが離婚してしまい、 今現在はトラックの運転手という経歴の持ち主である。性格は温厚で何事にもあまり腹が立たないと言う。伊さんの方は、全くの天涯孤独である。 そんな2人と僕との奇妙な3人暮らしである。「カトちゃん、少年ジャンプ貸したろかあ」「いや、僕いいですわ、濱さん」「なんでえ、無茶苦茶面白いでえ」 「あ〜、ワシに貸してえ」「ええでえ、伊さん」「もう、カトちゃんにはサンデーもチャンピオンも貸したれへんからな」これが大人の会話と言えるのか。 少し疑問に感じたりもしたが、濱さんが39才で伊さんが52才で僕が36才だ。実際、濱さんには20才の子供がいたりする。そう言えば、こんな事件もあった。 ある日の午後、部屋で3人がくつろいでいる時、部屋中が臭くなった事があった。「濱さん、黙って屁こいたらアカンわ」と僕が切り出すと 「俺ちゃうで、絶対に伊さんや」と濱さんが言う「ワシこいてへんがな」と伊さんが答える。「いや、絶対に伊さんや。こないだも寝てる時、でっかい屁こいてたで」 「そんなん知らんがな」「知らんじゃ、済まんでえ、この臭いは前の時と同じ臭いや、なあカトちゃん」「もう、どっちでもええんちゃいます」と 僕が言ってみたものの2人とも引かない。伊さんは年のせいもあって、かなりの頑固者である。何事にもあまり腹が立たないと威張っていたはずの濱さんも、 屁のこととなると腹が立つらしい。「お前やろ」「いや、お前がこいたんじゃ」2人が正気を取り戻したのは、それから何時間後だっただろうか。 3人の大人はそのような事を繰り返しながら暮らしていたのだった。

ある日、濱さんと将棋を指していた時、濱さんがポロッと僕に言ったことがある。「カトちゃんは死ぬのん恐いんか」「僕は恐いですわ、濱さんも恐いでしょ」 「いや、俺はいつ死んでもええと思ってんねん」「え〜」 「もう、やりたい事は全部してきたし、やりたい事もこれといってないし」「それでええんですか」 「毎日毎日楽しんでるから、それでええんちゃうか、後悔することも全然ないし」そんな、しんみりした会話をして、考え込んでいる僕の後ろで、 伊さんが突然叫んだ「ワシは早よ死にたいわ〜」その時は、その濱さんが言った言葉が僕には信じられなかったが、今になって何となく、 それが分かってきたような気がする。

という事で、後悔をしないよう、2005年は今まで以上に精一杯生きていきたいと思います。まあ、要するに、今年もヨロシクということですわ。 それじゃあ、またファンダンゴで会おう!!
(写真/No Regret People 文/加藤二千五)

12/4 live report 12/15 live report 12/17 live report 12/21 live report

スケジュール インフォ pick-up リンクス E-mail

Return to Top of page↑

Copyright 1999-2005 by Live-Bar Fandango. All rights reserved.
1-17-27 Juso-Honmachi
Yodogawa-ku
Osaka, Japan
call: 06-6308-1621
fax: 06-6301-1322
email: fandango@fandango-go.com