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ウルトラ募集

@Mt.Fuji

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吠えろ!ファンダンゴ!!
#74 二日酔い



  人間とは、日々の経験を積み重ねて、成長していく生き物なのではないのか。例えば、一度でも辛い経験をすれば、 次に同じ事を繰り返さぬよう行動するのが普通であろう。それが世間一般に言うところの成長するという意味であるはずなのだろうが、 僕の日常生活において、その定義に当てはまらない事が一つだけ明確にある。何かと言うと、二日酔いである。 少なく見積っても、週に2回はこれに苦しまされている。単純計算で1年間で100日は苦しんでいる計算になる。 若い頃は勢いで吹き飛ばせたところもあるが、歳を重ねるに従って、そんな勢いも弱まってきているような気がする。 そんなに辛いのならば、二日酔いにならない程度に飲む量を調整する努力をすれば良いのだろうが、僕の脳みそはそんなに複雑な構造をしていない。 楽しければ楽しいだけ飲んでしまうのだ。その瞬間、後先の事は全て消えてしまう。例えれば、アルコールを燃料として、 笑いながら走る暴走機関車のようなものである。しかし、いつまでもこんな調子のいいことばかりは言ってられない。 僕達人間は体が資本である。

そこで一年程前から、いろんな飲み友達に二日酔いの撃退法をリサーチして、それを自分なりに取り入れ、少しでも楽になればと思い、 事あるごとにそれを実践してみた。「二日酔いには、あの薬が一番効きます」と聞くと、次の日には薬局に走り、噂の薬を買い占めて、 それを飲みまくるのだが、どんな薬を試してみても、今まで一度も二日酔いが治った試しがない。
「二日酔いの時には、 熱い風呂に浸かって汗を流し、熱さに耐えきれなくなった頃に、冷たいシャワーを頭からかぶる。それを何度も繰り返す事で、 二日酔いなど吹っ飛びますよ」と聞くと、それを早速試してみるのだが、頭がスッキリするどころか、心臓がバクバクと悲鳴をあげ、 体中が痺れて、最後には簡単に立つことさえ出来なくなってしまうこともあった。
「いや〜、二日酔いになるってことは、 それだけ体力がなくなってるってこと。俺なんかスポーツジムに通い出してから、二日酔いになったことがない」と聞いたら、 次の日には近所のスポーツジムに入会の手続きをしに行った。その時、いかにも健康そうな愛想のいい受付けの女の子に 「今回、何故ジムに通おうと思われましたか?」と質問され「いや〜、歳も歳ですし、体力をつけたいと思いまして」と答えると、 僕の生年月日を見て「え〜、凄く若く見える〜、ウッソ〜、まだ20代と思ってた〜」などと、しらじらしい返答をし、更に僕が 「それと、スポーツジムに通うと、二日酔いにならないと友達に聞きまして」と言うと「あ〜、二日酔いなんて絶対になりませんよ〜、 私はお酒飲みませんけどね〜」と、満面の笑みを浮かべて、そう答えた。酒を飲まないのに、何故、二日酔いにならないと断言できるのか。 僕は、その薄っぺらい返答とうさん臭い笑顔に疑問を感じながらも、ジムに通うことにしたのだが、3回行っただけで辞めてしまった。

結局、いろんな方法を試してみたが、答は未だ見つかっていない。アホにつける薬がないのと一緒である。 酒を飲まなければ、二日酔いにはならない。飲んだとしても量を加減すれば、二日酔いにはならない。 そんなことは、重々承知の上である。でも無理なんです。僕はまだまだ飲みたいんです。昨日の酒も楽しかった。 明日の酒もきっと美味しいはずである。よく考えてみると、「二日酔いの苦しさ」より「酒席の楽しさ」のほうが勝っているので、 いつまでたっても同じ事を繰り返しているのだろう。むしろ、これからの課題は、二日酔いを撃退する方法を考える事より、 二日酔いをどれだけ楽しむことが出来るのかを考える事にあるような気がする。 今、駅のホームで急行電車を待っている。昨日も飲み過ぎてしまった。体は石のように重く、思考回路は断絶され、 視点は定まっていない。体中が小刻みに震えている。同じホームで急行電車を待っている人々全員が、僕の敵に見えて仕方がない。 すっかり冷たくなった冬の風が、僕の頭の中を通り過ぎて行くのだが、冬の風はいつまでたっても、 僕の頭をスッキリとさせてはくれない。
(写真/ファンダンゴ18周年パーティーにて 文/加藤鶴一)

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