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ウルトラ募集

TURUICHI

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吠えろ!ファンダンゴ!!
#80 秋山さんとマサオさん



  毎年恒例のお花見大宴会に狂することもなく、ピンクは緑に代わってしまっていた。今年も早いもので、 もう5月になる。灰色の冬が去り、なんやかんや入れ替わる3月4月が過ぎて、ようやく落ち着いて新しい物事が発し始めるのが5月である。 そんな春の陽気が僕を動かしたのか、新しいものに敏感な僕は、先日家の近所に巨大な電器屋がオープンしたと聞いたので、 どんなものかと行ってみた。電器屋というとマッサージ器である。さすがは南大阪最大級の電器屋だ。マッサージ器も充実している。 まずは一番値段の高いマシーンである。グィーン!グッ!グッ!プッシュー!思わず漏れてしまいそうな声を押し殺しながら快感に 浸っているその時、僕の靴を揃えてくれながら、エプロン姿のおばさんが声をかけてきた。名札には「販売/秋山」と書いてある。
「どうです。気持ち良いでしょう。これね、こうしたら足の方も調整出来るからね。じゃあ、ごゆっくり」15分間のマッサージが終ると、 横から声がした。「お兄ちゃん、この機械も是非試してみて下さい。値段の割りには良い仕事するんよ」
僕は押しに弱い。 試してみることにした。まんまと秋山さんの罠にかかってしまったのだ。「このボタン押してみて。15分で天国に行けるから」 そこから、秋山さんのマシンガントークは留まる事を知らなかった。マッサージ器の売り込みから始まり、自分の生い立ち、 家族構成、挙げ句の果てには自分の恋愛話まで。天国というより地獄の15分だった。マッサージが終り、 どうやって逃げようかと考えていると「だまされたと思って、最後はこれ試してみてよ、最高やねんから」
僕は押しに弱い。 また地獄の15分が始まった。秋山さんのマシンガンは更に火を噴いた。次は僕に対しての質問攻撃だ。もう勘弁してもらいたい。 そう思った瞬間、秋山さんが耳元で囁いた
「ほらね、隣のおじさん、気持ち良すぎて、私と話してる途中で眠ってしまいはってんで。 ひゃひゃひゃ」僕は「秋山さん、あれは寝たふりをして、逃げるタイミングを伺ってるんですよ。たぬき寝入りですわ」と言いたかったが、 言わずに僕も寝たふりをした。

ようやく地獄から逃げ出した僕は、背中に多少の痛みを感じながらトイレへ駆け込んだ。今どきの電器屋のトイレは大概が ウォッシュレットなので好きだ。僕は完全ウォッシュレット派である。マッサージでリラックス出来なかった分、 トイレでリラックスだ。さすがは南大阪最大級の電器屋である。ウォッシュレットも最新クラスだ。トイレも広い。 秋山さんから無理矢理渡されたマッサージ器のパンフレットをゆっくりと鑑賞しながら、悠々自適に用を足していた。 これぞ天国。そう感じた瞬間だった。
コン!コン!コン!
僕の天国の扉をノックする奴がいる。不思議な話である。 僕の部屋以外全て空いていたはずなのだが。ゴン!ゴン!ゴン!更にノックは大きくなる。次の瞬間、おばちゃんの叫び声に変わった
「マサオさ〜ん、マサオさんやろ!」
僕はマサオさんではない。「加藤です」と答える訳にもいかないので、ノックで返した。 ノックが通じたのか、静かになったので、再びパンフレットを眺めることにした。すると、コン!コン! 「ここです。ここです。マサオさ〜ん!返事して!」さっきのおばちゃんが戻ってきた。次は男の声で「お客さん、大丈夫ですか?」 と聞こえた。僕は急いでノックで返した。しかし、ノックだけでは通じなかった。「マサオさん、ドア開けて!」僕の事をマサオさんだと 完全に思い込んでいるのだ。僕は勇気を振り絞って答えた。
「すいません。僕はマサオさんと違います!」「ひゃあ!すいません、店長さん。 ここ違いましたわ」僕は「おいっ!店長に謝る前に、俺に謝らんかい!」と言いたかったが、それも言えなかった。 その後のマサオさんの行方については、皆さんの想像にお任せする。

人間言いたい事は言わなあかん。やりたい事はやらなあかん。そんな事を痛切に感じる今日この頃ですが、新しいもの好きの僕らファンダンゴは、 秋山さんやマサオさん以上にインパクトのあるアーティストを大募集しています。もっともっと、僕らに面白い体験をさせて欲しいのです。 我こそはと思われる方は、是非とも僕らの天国の扉を強引にノックして下さい。何かが始まる季節ですから。
(写真/文 加藤鶴一)

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