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ウルトラ募集

OASIS

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吠えろ!ファンダンゴ!!
#82 引っ越し



  先日、ファンダンゴの受付け嬢であるニシコさんが、突然「引っ越しをする」と言い出した。 「来週の月曜日、朝9時半に集合!遅刻は罰金!もちろん家具に傷付けても罰金やで!ヨロシク!」 まるで赤紙を渡されるかのごとく、僕にも呼び出しがかかった。「任せとけ!」いつでも男らしい僕の返事は、 この勢いのある一言のみである。
こう見えても、昔は某引っ越しセンターでアルバイトをしていたし、 それ以外にも大小数々の引っ越しに立ち会ってきたものである。自分で言ってしまうのもどうかと思うが、 あえて言うならば僕は引っ越しのエキスパート的人間なのだ。むしろ今回の仕事は、 大切なファンダンゴの看板娘の引っ越しでもある。当日集まってくれた素人陣を完璧に仕切って、 迅速かつ丁寧に仕事を進める自身はあった。

引っ越し当日、初夏の太陽がジリジリと音をたてながら、僕を照らしていた。白鉢巻きに黒Tシャツ、 そして青ジャージ。少しセンスが悪いかと思ったりもしたが、引っ越しのリーダーとしては一応合格点であろう。 さあ、この記念すべきニシコさんの引っ越しに集まってくれた人間をどのように使おうか。 引っ越しは頭でするものである。
そのような事を考えて、いざ皆に役割分担を告げようとした瞬間、 「よーうし、女の子は荷造り!男はマンションの下まで荷物下ろしや!」本来リーダーの俺が言うべき号令を、 誰かが発した。その瞬間から引っ越しはトントン拍子に進んだのだった。
「よ〜し、トラック到着!」
「これかなり重いっすよ!」
「そっちのソファーから積むわ!」
「オッケー!オッケー!任しといて!」
引っ越し作業ならでは勢いのある掛け声が飛び交っている。 僕もリーダーとして精一杯動いていた。「加藤さん、そこ退いて貰えます!」 「加藤さん、これ重いから、持ちますわ!」「加藤さん、ここは僕に任せて!」
皆がリーダーである僕に気を使ってか、頑張ってくれる。
「よ〜し、引っ越しも終盤や!これぞワン・フォー・オール! オール・フォー・ワンの世界やで!最高!」僕は心の中で叫んでいた。 そんな中で、僕は25年前に給料が良いということだけでアルバイトをした某引っ越しセンターでの仕事を思い出していた。

朝7時から夜9時ぐらいまで、1日に3〜4件の引っ越しを4〜8人のチームで作業するのだが、 このチームのリーダー的存在の人間が酷かった。強烈なパンチパーマが印象的なその人は 、初日に僕が挨拶をしても「やかましいわ!歯痛いんじゃあ!」と叫んだきり、一日中トラックで眠りこけ、 たまに起きてきては説教をする。2日目の朝も挨拶をすると「うっとおしいのお!歯痛いんじゃい!」と叫び、 昼飯時だけ起きてきて、ビールを散々飲んだ挙げ句、思う存分説教だけして眠っているのだ。3日目の朝、 挨拶をすると「ボケッ!熱あんねん!熱!」と言われた。その日の途中の現場でパンチパーマに 「お前!仕事出来へんのやったら帰れ!ボケッ!」と言われ、余りにも理不尽なので、 そのままトラックの横っ腹をライダーキックして帰ってしまったのだった。ほろ苦い思いでである。

だが、今日の引っ越しは、それとは全く別物であった。 チームワークが全てを物語っていた。 そんなこんなで、何とか引っ越しも無事完了し、ようやく打ち上げである。 「おっ疲れさ〜ん!」皆の顔はやり遂げた感が充満していて、かなり良い顔になっていた。 僕はリーダーとして頑張りすぎたせいか、中ジョッキーを持つ手が少し震えているのを感じていた。 僕を始め今日の殊勲者たちが引っ越し話しに花を咲かせていると、「今日一番役に立てへんかったん誰やろなあ」 と誰かが言った。
僕は「おいおい、こんな目出たい席でそんな話は止めようや」とリーダーとして思ったのも束の間、 「加藤さん、上手いことサボるなあ」「そう言えば、加藤さん、途中で居らんようなったなあ」 「加藤さん、ビックリするわ。引っ越ししたての家で勝手にタバコ吸うんやもん」 「加藤さん、重いもん全然持てへんし」とか、挙げ句の果てには「ステレオのコード無くなったん、加藤さんやろ!」とか、 リーダーに対して散々な文句の言いようである。僕は中ジョッキーを持つ手が、先よりも激しく揺れるのを感じながら 「Oi!おい!オイ!そんなことないやろう〜」と涙目で訴えるのが精一杯だった。

それにしても、引っ越しをするって良いことだ。心機一転、何かが始められそうな気がするので。 僕は引っ越しのエキスパートととして、何時でも何処でも出動する準備は出来ている。いつでも呼んで下さい。 そして、ファンダンゴは、心機一転、何かを始めたい大阪のバンドを募集してます。いつでも来て下さい。
(写真/文 加藤鶴一)

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