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ウルトラ募集

in ALPUS

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吠えろ!ファンダンゴ!!
#84 マウンテン/マウンテン



  酒の席では、有る事、無い事、やる事、やらん事、様々な話が一晩中飛び交うものだ。例えば、誰々と誰々がチョメチョメ。 大変に興味深いネタではあるが、そんなのはまだ可愛い。そんな中で、たちが悪いのは、調子の良い事ばかり言うだけ言って、 それを放ったらかしにしてしまうパターンである。それは酒好きとしては失格である。酒が入らなければろくに人と話せない僕も、 一旦酒が入るとここぞとばかり調子の良い事を連発してしまっていた事も確かである。それを全て実行に移していたのかと言われれば、 大概そうでもなかった。そんな事では、酒を飲んで人と話をする資格なんてない。そんな自我が芽生えた矢先に飛び出した話が、 富士山に登ろうという話であった。何故、そんな話になったのだろうか。とりあえず、何をするにも日本一にならなければ意味が無いという話から、 手っ取り早く日本一になる為には、まず日本一高い所から下界の様子を見てみなければ何も成し得ないのではないのか。 そういう安直な感じの、今から考えると理解するのに困難な理由からであったように覚えている。

4年前の夏、初めて富士山に登った。最初はどうなる事かと思ったが、いざ頂上に立ってみると、真っ青だけが頭上に広がり、 真横にはゆっくりと飛行機が動き、まるで綿菓子のような雲が形を変えながら僕らを見上げていた。足元に広がる下界の様子を、 雲と雲の切れ間から覗いてみたが、何だか薄っぺらくしか見えなかった。あれから、色々な人を巻き込んだりして、 3年続けて日本一の山に登頂した。その間、色んな素晴らしい景色に出会ったし、様々な体験もして、 大変な優越感に浸っていたのだが、3回も同じ事を繰り返すと飽きてくるのは、人間としての悲しい性である。 そんな時、世界的なミュージシャンでありながら山登りの大先輩である人から、ありがたい言葉を頂いた。 「富士山だけが山やないで。日本中、山だらけや。俺の山小屋に来い!」その人はミュージシャンでありながらも、 南アルプスの仙丈ヶ岳のとある山小屋の管理をしている正真正銘の山男である。今夏、僕らは新しいステップを踏む事になった。 テーマソングは、大阪が世界に誇るスラッシュ・アルピニスト・バンド"RAZORS EDGE"の「MOUNTaiN MOUNTaiN」でヨロシク! (ええ曲なんで一回聞いてみて下さい。)

バスはゆっくりと登山口に近づいた。車窓からは都会では見る事の出来ないような、草や花や木が辺一面に咲き乱れている。 ふと斜面を見上げると、野生のカモシカや猿がウロウロとしている。僕らは辺りの景色に見とれながら、登山口に辿り着いた。 さすがは南アルプスだ。至る所から冷たい天然水が沸き出している。各自ペットボトルにその新鮮な天然水を補給して登り始めた。 大自然の中にずっと続く一本道。白やピンクや紫など絶妙な色で咲く花々、真緑に生い茂るコケシダ類、 それを包み込むように力強く立ち並ぶ木々、その合間から覗く真っ青な空とアルプスの山々。たまに心地よい風が頬を突く。 なんて世界なのだ。息が切れると、見晴しの良い所で一服する。心地の良い汗が体を冷やす。僕らはまた歩き出す。 山の斜面に沿ってゆっくりと進む。険しい道も乗り越えて、一歩一歩進むのだ。たまに滝のように湧き水が流れている。 それを口に注いだり、それで頭を冷やしたりする。そして、ふと見上げれば青い空に白い雲。たまには川沿いも歩く。 まるで仙人になったかのような気分だ。山の谷間から見える景色は何を映しているのだ。山、山、山、その先には何があるのだろうか。 喉が乾けば川の水を飲めば良い。もうすぐ頂上だ。すれ違ったオバサンが言ってくれた。 「お兄ちゃんみたいな若い人が登ってくれなければ」嬉しかった。去年の富士山ではオバサンにオジサンと言われたから。 ようやく辿り着いた頂上から眺めた景色は絶品だった。もう何も言うべきか。僕には知らないものが多すぎた。 僕らはその後、薮沢小屋という名の山小屋で何かを感じながら、漆黒に包まれた南アルプスは仙丈ヶ岳の夜を過ごしたのだった。

酒の席から始まった山登りだが、確かに僕の人生に何かを与えてくれている。 まだまだ、他に楽しいことが僕を待ってくれているのかも知れない。じゃあ飲もう。飲んで色々と語り合おうじゃないか。 まだ出会ってはいない何かを求めて。それだけが、僕の生命線なのだ。最後に、来月のファンダンゴ19周年に向けて、 何か新鮮なものを与えてくれるような大阪の楽しいバンドを大募集しています。
(写真/仙丈ヶ岳にて 文/加藤鶴一)

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