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20th本

ウルトラ募集

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吠えろ!ファンダンゴ!!
#94 ファンダンゴと僕の20年 その4(1990)



  1990年2月、憧れのローリングストーンズを東京ドームで見れたのは良いのだが、 ドーム3階の最後尾あたりで見たストーンズは鼻くそが転がっているようにしか見えず、 それだけなら未だしも音の反響が酷くて、何が何だか分からないうちに終わってしまった。 チケット代金と旅費を計算すると家賃一月分を軽く費やしてしまった大物ロックコンサートに 幻滅しながらも、4月には何とか立ち直ってファンダンゴでライブを楽しんでいた。 決められた席に座らされて見る鼻くそ程のステージよりも自由な感じで見る等身大の ステージの方が何千倍も説得力があるし、これこそが「ロック」であり「ライブ」であると、 この日のファンダンゴで確信した。そういう確信を得た喜びからか、またもや良い感じに 酔っぱらってしまった僕は、ファンダンゴの柱に貼ってあったアルバイト募集のポスターを見つけた。 すっかり気分が高揚していた僕は、このアルバイト募集に勝手に運命を感じ、 翌日に電話をしてみることにした。

「ハイ!ファンダンゴです!」
「すんません、アルバイト募集のポスターを見まして・・」
「あ〜ほんま、いつ?」
「昨日です」
「あ〜、遊びに来てくれてたんや、いくつ?」
「もう23なんですけど」
「アルバイトはしてんの?」
「はい、ちょこちょこと」
「ふ〜ん、明日5時に履歴書持って来てくれる?ほんじゃあね!」
かなりの一方通行的な 会話に圧倒され、行くかどうか迷ったが、これは運命なのだと勝手に決めつけ、 勇気を出して翌日出かけることにした。履歴書に貼る写真が無かったので、梅田駅の自動写真機で 写真を撮ったまでは良いのだが、それを切って貼る為のハサミと糊が無い。写真機の隣が靴屋だったので、 ここで借りようと「すんませんが、ハサミと糊を貸してもらえないでしょうか?」と訪ねてみた。 すると、あっさり「そんなもん、あるかいな!」と言われた。人情味が深い大阪人なんて大嘘である。 仕方なしに写真を手でちぎり、そのまま持参することに決めた。

5時10分前、ファンダンゴに辿り着いた僕が「アルバイトの面接に来ました」と告げると、 当時店長のMUさんが「あんた!4時って言うたやろっ!遅れるんやったら連絡してきいや!」 といきなり怒っていた。
「あの〜、5時って聞いたんですが〜」
「5時から掃除やから、そんなはずないと思うけどなあ。まあ、ええわ。面接しましょか。 履歴書出して」
凄い迫力に負けそうになりながらも、履歴書と例の写真を別々に出した。
「何、この写真、破れてるやん」
「いや〜、ハサミが無くて、その〜」
「うっ、はははははあ」
意外にも、致命傷と思われた写真が、さっきまでの気まずい雰囲気を和ませてくれた。 それから何分位しゃべったのだろうか。はっきりとは覚えていないが、ほんの10分程度だったと思う。
最後に「そしたら、明日から来てくれる?」
「え〜、それは採用という意味ですか?」
「そうやけど」
「分かりました。よろしくお願いします。」
その後、まるでアパッチ野球軍のようなファンダンゴのスタッフを紹介してもらい、 その日は帰ることにした。ファンダンゴから梅田まで歩く途中の道すがら、 採用してもらったのは嬉しいが、こんなに簡単に決めてしまって良いのか、 などと考えながら歩いて帰ったのを覚えている。
そんな感じで働くことになったファンダンゴ。当時の僕にとっては全てが新鮮だった。 どれだけ自分が今まで狭い範囲で生きてきたのかを思い知らされる瞬間の連続だった。 まるで別世界だった。スタッフの活き活きとした動き、自由な雰囲気、 初めて接する音楽とそこに集まるお客さんの感じ。そこには僕の知らないものが詰まっていた。

アルバイト初日は、当時の大阪のビートパンクシーンを担っていた「ダブルボギーズ」と 「キャンディーズ」の2マン。翌日は「CITY INDIAN」「OFF MASK 00」「FOLK TAILS」 の3マン。そして「ランブルフィッシュ」に「車輪」。「ウルフルズ」のイベント。 「GARLIC BOYS」に「S.O.B」。そんな感じで、かなり濃いめの様々なバンドが毎日毎日入れ代わり、 熱演を繰り広げるのをダイレクトに感じながら、僕は「いらっしゃ〜い!今日は何飲んどきましょ?」 とか「そろそろ、お代わりいっときましょか!」とか言いながら、ホールをグルグル回っていた。 そんな目まぐるしい毎日に、最初はどうなるのだろうと思っていた仕事も、働き出して一ヶ月経った 頃ようやく慣れ、ホールの仕事以外にもチケットやポスターを作ったりもした。 そう言えば、当時はコンピューターも無い時代なので、何から何まで全てが手作りやったよなあ。 みんなでワイワイ騒ぎながら。そんな僕の人生の節目とも言える1990年はゆっくりと進んで行くの だった。(つづく)
(写真/BODY &店内 文/加藤鶴一)

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