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吠えろ!ファンダンゴ!!
#112 前世について考える



自分の前世は何だったのだろうか。大概の人が一度は考えてしまうネタである。 この前もどっかのテレビ番組で、どっかのうさん臭い占い師が出て来て、どっか の芸能人の前世を占っていた。そのどっかの芸能人は、そのどっかの占い師に 「あなたの前世は鎌倉時代後期、どこどこで生活していた猫だ!」と占われてい た。それはそれで面白いが、果たして僕の前世は何だったのだろうか。占いは余 り好きじゃないので、自分で考える事にした。いくら考えてみたものの、答がす ぐに出て来なければ、いつの間にか眠ってしまって、そのまま忘れ去ってしまう 性格なのだが、これに関しては眠る間も無く答が出た。 僕の前世は恐らくこんな感じだったのではないだろうか。

『時は江戸時代後期、 生まれは関西地方山間部の農家だが、家を捨てる決心をする。何かを切っ掛けに 上手い事やって江戸に行き、どっかの商人に世話になり満足な生活を送ってはい たものの何か面白くない。そこでひらめいたのが、当時流行のお伊勢参りだ。こ れに便乗して江戸を離れる決心をした前世の俺は、親方にこう告げた。
「今の伊勢には新しいものが集まっています。その未だ見ぬ新しいものを、何かこの商売に 役立てたいと思うので、伊勢へ行かしてはいただけませんでしょうか!」 親方は少し考えて答えた。
「よし、お前がそこまで言うのであれば、行ってきなされ! その代わり、必ず商売に役立つ土産を持って帰ってくるのじゃぞ!」
俺は土下座して「へい!」と勢い良く相槌を打った。
晴れて憧れの伊勢参りである。江戸に帰る気なんて更々ない俺は、気楽に東海道を歩いたね。 その旅の楽しさよ。今まで出会う事の無かった様々な境遇の人達と出会い。話をし、酒を飲み、恋もし たね。旅だ!祭だ!ええじゃないか!
そんな楽しい道中も目的地の伊勢神宮ま で。そこからは皆がチリチリバラバラと地元へ帰って行く。「バイバイ、アバ ヨ、元気でね!」帰る場所のない俺は、京の都で暮そうとしたが、やはり旅の刺 激が忘れられなかった。そう言えば、昔に熊野詣でが流行ったらしいな。そんな 情報一つで紀州は熊野まで旅する事に決めた。その旅の道中に泊まった大阪の宿 で恋に落ち、一生ここで暮してみようか、なんて思ったりもしたが、再び旅に出 る俺だった。熊野までの道中は長く険しい。それなりに同じ目的で人が集まって いれば辛くもないのだろうが、一人になった時の孤独感は何とも言えぬ辛さがあ るものだ。
その道の途中、何度も大阪に戻ろうかと弱気になる事もあったが、こ こでケツを割ると大阪で待っている彼女にも恥ずかしい。そんな気持ちもあって 旅を続けたのだが、ある日どこかで人知れず消息を断ってしまったのだっ た・・・』

自分で考えたとは思えない程にドラマティックな前世じゃないか。い や、ここまで書けたら、考えたというよりも、占われたというよりも、これが絶 対的な僕の前世にしてしまおうじゃないか。理由づけは簡単に出来る。何なら箇 条書きで説明してみよう。
小学生の頃、軽い肺炎を患い2週間程、学校を休んだ事があった。その時、家 にあった「弥次さん喜多さんの東海道珍道中」という本に夢中になり、何度も何 度も読み返しては、寝床で一人頭の中で東海道を旅する自分の姿を思い浮かべて は喜んでいた。それからというもの、テレビはお笑いから時代劇に代わり、作る プラモデルは車から城や昔の民家に代わり、遊ぶ場所は公園から寺に代わり、ど こを歩くにも弥次さん気分で歩いたし、食べ物も質素なものを好むようになって いた。その影響もあってか、あれから30年経った今でも、歴史を感じさせる古 い建築物や路地や町並みには、誰にも負けない自信がある位に興味がある。歴史 的建造物には頬擦りをしたいくらいだ。夕暮れ時、山々に囲まれた盆地の寂し い一本道を、一人で歩いている夢をよく見る。祖父は農家の育ちだが、大阪で 色んな商売をして失敗している。旅という言葉が好きだ。祭が好きだ。本当 は一人で居るのが寂しいのに、一人になりたがる自分がいる。調子乗りだ。大 阪に住んでいる。以上、まだまだあるが、これらの事柄を上手くミックスすれ ば、必然的に僕の前世は前述のようになってしまう。間違い無い。皆さんも自分 の前世を自分で考えてみたらどうでしょうか。
そんな事を考えながら、家のすぐ前に駅があるのにも関わらず、50円の電車賃 を浮かす為に20分も歩いて一つ先の駅まで歩いている途中である。僕の住んで いる町は江戸時代に栄えていた町なのだが、戦争でほとんどが燃えてしまってい る。そんな町だが所々に昔多くの人々が通ったであろう街道の面影が残っている もので、そんな欠片を探しながら、時には弥次さんの気分になって歩いてみるの も楽しいもんだ。

(写真&文:加藤鶴一)

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