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バンド募集

20th本

ウルトラ募集


国際通りにて

FANDANGO NIGHT 2009 @沖縄 番外編はこちら!

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#118 沖縄に愛を込めて



沖縄帰りの俺は大阪空港の喫煙所で煙草を吹かしながら、一連の沖縄ツアーについて振り返っている。 BGMは「グワーン、ヒュイーン、ゴーーー」等、人の気持ちを逆撫でするような飛行機の叫び声だ。 あれは、昨年の9月の出来事だった。沖縄からBLEACHという心優しき乙女のバンドがファンダンゴにツアーに 来ていた時の打ち上げの席で、俺は思いきってBLEACHのマネージャーであるナミさんに密かに打ち明けた。 「僕、沖縄に言った事ないんですが、やっぱりええとこなんですか?」「そりゃあ、ええとこですよ。 言葉では伝わらないから、是非とも来て下さいよ。来てくれたら、全てお世話しますよ!」夏の終わりの淋しさからか、 酔った勢いからか、俺はそのナミさんの「来て下さいよ!お世話しますよ!」という返答に、一瞬にしてテンションがマックスを超えてしまい、 その日の出演者を集め「ここにいる全バンドで来年沖縄に行く事に決まったのでヨロシク!」と大声で宣言したところ、 その日出演してくれていたIDOL PUNCHもクリトリックリスもそれ以外の出演者も「よっしゃー。行くでー!」と参加表明をしてくれた。 それが全ての始まりだった。酔った席での決め事は、必ず実現しなければ、酒を飲む資格はない。全ては動きだした。

その話が持ち上がってからというもの、日々繰り返される打ち上げの席で「俺ら、沖縄行くねんけど、一緒に行けへん?」と 色んなバンドに声を掛けたが、宴の席では「行く!行く!」というものの、後日連絡すると「いや〜、その時期はちょっと・・」と 言うバンドが多い中、決まったバンドは"IDOL PUNCH""クリトリックリス""岩崎愛""イヌガヨ""BLEACH"に、 ゲストで沖縄の"地獄車"。イヌガヨに至っては「勝手に行くから演奏さしてくれ!」的なノリだ。 「ん〜、なんくるないさ〜」テーマは遊び、条件はノーギャラ、場所は沖縄。少なくとも、ここに集まってくれたバンドは、 まるで受験戦争に巻き込まれたかのような、しょうもないバンドでない事は確かだ。よし、日程も場所も一緒に 遊べるバンドも揃った。あとは、我々ファンダンゴがどうするかだ。俺は勇気を振り絞って、話を切り出した 「あのな、沖縄でイベントしようと思ってるねんけど、皆は行くかなあ?もちろん自腹やで。」「行く!行く!行く!」これで恐いもんなしである。 俺達はファンダンゴを休んで、遥か遠い憧れの地、そして約束の地である沖縄で「FANDANGO NIGHT 2009-OKINAWA TOUR-」 なるイベントを正式に開催する運びとなった。

さて、何から始めるか。もちろん、旅と言えば「しおり」でしょ。「旅のしおり」というやつだ。これが無いと盛り上がりが半減する事は、 遠足や修学旅行で学んだから、良く知っている。沖縄ツアーまであと2ヵ月を切った頃から、ファンダンゴの人間と沖縄に参加する ファンダンゴクルーが、夜な夜な集まりミーティングが繰り返された。まずは、しおりに載せる項目だ。大体の行程、持ち物リスト、 メンバー表、注意事項、沖縄の歴史、沖縄の歌、地図、日記、それと一番重要なのが、沖縄の方言である。 何故なら、ファンダンゴにもたまに外国のバンドが来て、日本語しか話さない俺にマシンガンのごとく英語で話し掛けてくる ボンクラ外人がいるのだが、大切な沖縄の地で俺達がそんなボンクラ現地人と思われたくないからだ。 俺達は沖縄の言葉を調べては口に出し、それで会話した。「ハイサーイ(やあ!)」「ナンクルナイサー(なんとかるさー)」 「めんそーれ(いらっしゃい)」「ポッテカスー(頭が悪い)」「ガチマヤー(食いしん坊)」「クサリンドー(殺すぞ!)」 「ワタブター(太ってる人、デブ)」「オジイ(おじいさん)」他。まあ、色々と勉強したが、しっくりとこないのが発音だ。 どうしたものかと思ったが、誰かが名案を思い付いた。以前NHKの連ドラでやっていた「ちゅらさん」というドラマがあって、 それを見て勉強する事になった。それからというもの、俺達は「ちゅらさん」を見続け、ようやく沖縄言葉をマスターした頃、 全36ページに渡るしおりも完成した。これで御膳立ては完了だ。あとは出発を待つばかりである。

6月19日午前11時50分、僕らを載せた飛行機は無事に大阪空港を飛び立った。麦わら帽子やフンドシや日焼け止めやギター、 そして皆の熱い思いを乗せて。それからどのくらい飛んだのだろうか。綿菓子のような雲の隙間から下界を眺めていると、 急に眠くなってきたので、目を閉じてウトウトした。ガタッ、ガタッ、飛行機の激しい揺れで目を覚ますと、 眼下にはキラッキラッと眩しく光る青い海が、すぐそこまで迫っていた。はいさーい!沖縄!めんそーれ!俺! アイム・オリオンビール!トゥー・マッチ・オリオンビール!なんくるないさー!でじ・なんくるないさー! その瞬間、沖縄は俺を完全に狂わしてしまった。オー!アイム・クレイジー!なんくるないさー!! そこから先はあまり覚えていない。ただ、ぼんやりと覚えているのは、沖縄の人達の暖かさ、エメラルドグリーンの海、 珊瑚のベッド、真っ青な空、オリオンビール、人懐っこいノラ猫、大きなゴキブリ、サンシンを抱えたまま 眠ってしまっている商店のオジイ、ゆっくりなようで早く流れる時間、まだまだあったような気がするけど、 そんな事はなんくるないさー。ライブ?何言ってるねー。ライブはもちろん良かったに決まってるさー。 俺はまだ沖縄の夢を見ているのかも知れないと思い、2本目の煙草に火を付ける事にした。 ふっと今、一番最後に沖縄の人に教えてもらった言葉を思い出した。「いっぺー、にふぇーでーびる」 これは、本当にありがとう!という意味である。相変わらず、飛行機は騒いでいる。「グワーン、ヒュイーン、ゴーーー」 それにしても、飛行機という乗り物は、騒がしいうえに恐い乗り物だ。 
(文:加藤鶴一)

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