大阪のライブバー ファンダンゴ 音楽 ロック ギターのロゴ fandango pick-up live link english language link
cap gif. file link to Fandango schedule page cap gif. file link to Fandango information page cap gif. file link to Fandango links page link to fandnago GOODS page cap gif. file
cap gif. file link to Fandango pcik-up live page cap gif. file link to Fandango index page cap gif. file link to Fandango live report archives cap gif. file

バンド募集

20th本

ウルトラ募集

22nd Anniversary party
22周年記念パーティーにて

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#122 下を向いて歩こう!



ある朝、目を覚ますと、酔っぱらって朝帰りした嫁さんが隣でブツブツと独り言を言っている。 オバハンはオバハンでも、ボケるにはまだ早い年頃なので、僕は「どないしたんや?」と彼女に問いかけた。 すると、嫁さんは「携帯無くしたみたいやねん!」と答える。余りの体たらくぶりに腹を立てた僕は「どこで無くしてん!!」 と、きつく問いただした。すると「そんなもん、酔ってるのに覚えてる訳ないやんか!どこで無くしたか分かってるんやったら、 無くすもんも、無くなれへんわ!」と、逆切れしている。僕はその言葉に少し納得しながらも、 よっぽど言い返そうかと思ったが、まだ酒の残っている嫁さん程、恐い者はないのと、先日僕もベロベロに 酔っぱらった挙げ句に財布を紛失した引け目があったので、これはアカンと判断し、「無くなったもん、しゃあないやん。 新しい携帯買うたらええやん。」と、優しく返した。すると不思議なもので、さっきまで逆切れしていた嫁さんの 態度が一変し「ほんま。ゴメンな。またお金使う事になるけど・・」と、急に態度を和らげたのだった。 実際、僕らには余る程の貯蓄がある訳でもない。内心ムカついていたが、酔いが残っている嫁さんの恐さを 痛い程知っているので、苦虫を噛み潰すような気持ちで、その場を無事にやり過ごした。

その晩、二人でテレビを見ていると、ある番組でUFO研究家で有名な矢追純一の事を取り上げていた。 僕らはそれを、何気なく見ていたのだが、彼はそこで「UFOなんて存在しない!と何故断言出来るのですか! あなたは一日中空を見続けた事があるのですか!」と、UFOを信じない人に対してコメントしているのだった。
UFOを一度も見た事のない僕は僕で、そう言われてみれば、一日中というより一晩中も空を見続けた事はないなあ、 と思った。UFOを探した事もあるけれど、探すと言っても、ほんの一瞬だけ空を見渡す程度だっただろう。 もしかして、UFOは存在するかも知れない。いや、そんな事はない。一晩中、空を見続けてみようか。
いや、必ず10分も経てば眠ってしまうだろう。そんな感じの押し問答が頭の中で繰り広げられている真っ最中に、 嫁さんが声を張り上げて叫んだ。
「これや!これやで!!」携帯を無くしたショックで、 頭がおかしくなってしまったのかと思ったが、それは僕の予想を遥かに超えた、 心の底からの叫び声だったのだ。 「私、これから下見て歩く事に決めたわ!」嫁さんは切実に訴えかけた。その理由を聞いてみると、 こういう事だった。「矢追純一は上ばっかり見てるから、UFOを見つける事が出来るやんか。 私は下ばっかり見て歩くわ。ほんなら、携帯も見つかるかも分からんし、それ以上のもんも 見つけるかも分からんやん!ほんでな、歩いて歩いて歩きまくるねん。健康の事も考えたら一石二鳥やし!」 僕はその瞬間、やっぱりこの女はアホや!と思った。自宅から50メートルしか離れてないアルバイト先に通うのさえ、 わざわざ自転車を使っていた人間やないか。駅まで150メートルしか離れてないのに、自転車で駅前まで行って、 挙げ句の果てに何度も自転車を撤去されて、3キロも離れた撤去自転車保管場所まで、自転車を引き取りに行くんは、 いつも俺やったやんか。何が、一石二鳥やねん!どの口がそう言うてるんや!ヤバイ。ヤバイ。 これを今、口に出して言ってしまうと、彼女の気持ちを逆撫でしてしまって、また戦争が起こってしまう。 僕は、またまた苦虫を噛み潰しながら「ほんまやなあ・・」と言うしかなかった。すると、嫁さんは 「早速、明日にでも警察に携帯の紛失届出してくるわなあ!」と、機嫌上々で答えた。

あれから2週間が経った。嫁さんは歩き続けている。毎日、何キロか歩いている事によって、 持病であった肩コリも楽になってきたと言う。それよりも凄い事が、今現実に起こっている事を 皆さんに伝えた方が良いのだろうか。人間のパワーとは恐ろしいものである。下を見ながら歩き始めて、 嫁さんが拾った物。
まず、携帯の紛失届を出した警察署の帰りに¥20000。近所のスーパーマーケットで ¥10000。散歩中の路地で、アディダスの新品同様のバスケットシューズ。同じく、24金のネックレス。 他には、タバコや小銭。
そんな今も、何処かで何かを見つけているのかも知れない。 最近では、僕も彼女に影響されて、下に注意しながら歩いているのだが、面白いものはなかなか 転がっていない。それは結局、僕が本気で探そうと思っていないからかも知れない。
皆さんも、矢追純一や僕の嫁さんのように、自分を信じて本気で動けば、
何事も叶うのではないでしょうか。 僕はまだまだ本物のアホに成りきれないから、当分は無理だと思いますが。 
(文:加藤鶴一)

DVD

10/2 live report 10/3 live report 10/13 live report 10/18 live report

スケジュール インフォ pick-up リンクス E-mail

Return to Top of page↑

Copyright(C) 1999-2050 Live-Bar Fandango. All rights reserved.
1-17-27 Juso-Honmachi
Yodogawa-ku
Osaka, Japan
call: 06-6308-1621
fax: 050-5531-8402
email: fandango@fandango-go.com