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堺の町をのんびり走るチンチン電車

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吠えろ!ファンダンゴ!!
#128 雨が上がれば・・・



4月も終わろうとしている。あれだけ自分の奇麗な姿を偉そうに見せびらかしていた桜の木も、 今ではすっかり地味に突っ立っているだけに映っている。 それはまるで、終わってしまった栄光を嘆いているかのようでもあり、 これから始まろうとする新しい何かに期待しているかのようでもある。 春が来る。春が来た。などと、浮かれていた割には、いきなり真冬のような寒い日が続いたり、 酷い時には雪がちらついたり、今年は今だに春という季節の到来をはっきり感じきれていないような気がする。そんな天候不良のせいもあり、野菜が高騰による高騰で、僕をはじめ全国の主婦達が嘆き叫んでいる。 そんな事が話題となっていながらも、何故か桜の花が散ってしまうと、春の終わりを感じてしまう。 というか、夏の始まりを感じてしまっているのだろうか。

そんな感じで、花見シーズンも終わってしまった4月の後半だというのに、今日も大阪は昨晩からの雨で完全に冷えきっている。NHKのニュースによれば、3月前半の寒さらしい。いったい、いつになれば、このダウンを押し入れにしまう事が出来るのだろうか。それだけが不安である。今時、真冬のごとく、ダウンを着て町を歩いている人など見かけはしないだろうが、僕の場合は仕方がない。僕の持ち合わせとして、ダウンの次に暖かい衣類がパーカーか トレーナーになってしまうからだ。以前は、薄手のウインドブレイカー的な物や、厚手のシャツ的な物も持って いたのだが、ウインドブレイカー的な物は前のチャックが破損して締まらなくなり、シャツ的な物に至っては あの多数あるボタンを締めるのが面倒くさくなり止めた。それなら、それに代わる物を買えばいいじゃないか。 と思うのだが、そういう才能は僕にない。だから、季節の変わり目は気をつけなければならないのだ。 少し油断してしまうと風邪をひいてしまうからである。案の定、つい先日の話ではあるが、 昼間の温度が人の気持ちを上機嫌にさせてしまう程のかなりな暖かさだったので、トレーナー1枚で 陽気に出かけたものの、夕方から夜にかけての急激極まりない冷え込みが僕を襲い、 その奇襲攻撃に応戦すら出来なかった僕は、しっかり風邪をひいてしまった。春の風邪は怖い。 治ったと思えば、また振り返しの連続技である。その過剰な連続技に、最後は気持ちも負けてしまったりする。 気持ちが負けてしまうと人間はダメになる。自分自身、ここ数日調子が悪くなっている。何か一つ物事が上手く進まないだけで、それが全てを支配しようとする。 もしかしたら、これは世間一般で言うところの五月病なのか。 いや、まだギリギリ4月だ。五月病になるには、まだ早すぎる。

昨晩からの雨はまだ降り続いている。天候もこんな感じなので、気分は相変わらずモヤモヤとしているし、 電車の中はジメジメしている。何とか気分を変えなければと思いはするものの、混雑気味の車内は冴えない顔を した連中の集まりで、面白いネタ等どこにも見受けられない。それよりも、いつもより人口密度が高くジメジメした 車内で唯一ダウンを羽織っている僕は、まるで熱帯雨林のジャングルに迷い込んだ都会人のようであり、 それに輪をかけて、隣のおばさんの傘が僕のGパンに密着しており、既に太もも辺りがビチョビチョになっているのを実感している始末である。 それなら、外の景色でも眺めて気分転換とも思ったのだが、車窓は湿気のせいで 完全に曇っていて、ぼんやりと色の薄い景色が流れているだけだった。これでは、まるで罰ゲームじゃないか。 しかし、これしきで負ける訳にはいかない。僕は気分を少しでも良い方向に変えてファンダンゴに到着したかったので、 十三駅前のションベン横町で軽くビールでも煽っていく事にした。 とりあえず、大ビンを1本注文して、これをチビチビ楽しもうと思ったのだが、それでは店員さんが許してはくれない。 「オニイサン、オツマミ、オツマミ!」と、片言の日本語で僕の財布から現金を引き出そうとする。まあ仕方ないので、 僕はおでんの大根を一つ注文した。すると、店員さんは「オデンダケカ、オデンダケカ!」と、物足りなそうに していたが、そこは僕も譲れない部分なので「それだけでいいです。」と、高倉健風に渋く答えた。そこまでは良かったのだが、 結局出てきた品物はおでんの大根ではなく、おでんの盛り合わせだった。 僕は店員さんに「おでん盛り合わせやなくて、おでんの大根だけ注文したんやけど。」と軽く注意したが、 返って来た言葉は「アリガトゴザイマス!ダイコンツイカネ!」だった。これでは話にならないので、 店主らしき人間に訴えようとしたが、その店主らしき人間は満面の笑顔で僕に「ゴメンナサイネ!ワタシタチアンマリワカラナイ!」と囁いた。 前代未聞の片言作戦にまんまと引っかかってしった僕は、 何とも言えない気分でその店を後にした。まだ雨は降り続いている。僕は傘をさそうとして、手元を探ったが傘がない。 あの片言の店に忘れていたのだった。傘を取りかえしに行こうかとも思ったが、これ以上の災難が降り掛かる可能性が充分に予想されるので、 止めることにした。結局、ファンダンゴにたどり着いた頃には、 僕と僕のダウンはビチョビチョに濡れて、すっかり心も見た目も萎んでしまっていた。

そんな優柔不断な天気が続いている4月の良く晴れた日に、チンチン電車(阪堺電車)に揺られながら、堺の浜寺公園まで、少し遅めの花見を楽しみに行ってきた。浜寺公園は、大阪湾が埋め立てられる前は有名な海水浴場で、昔は大阪中の人間が夏になると、このチンチン電車に乗って海水浴を楽しみに来たと言われている。 そんな大阪唯一のチンチン電車が廃止される可能性が囁かれています。あまり馴染みのない方が多いとは思いますが、立派な大阪の財産である事は間違いないので、どうにかしたいものです。特に、僕みたいな大阪南部に住んでいる人間にとっては国宝級です。これから、出かけるには最高のシーズンになりますので、時間と暇のある方は、 チンチン電車の旅を一度は経験してみてはいかがでしょうか。面白い発見がビックリするくらい転がってます。 僕もこの雨が上がれば、チンチン電車に揺られて、気分を変えてみようかと思っている。 
(文:加藤鶴一)

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