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バンド募集

20th本

ウルトラ募集

at HORSE at HORSE
『僕が競馬を始めるきっかけになった馬
「トウカイテイオー」/'93の有馬記念にて』

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#146 競馬の事



先日、テレビでJRA(日本中央競馬会)のCMを見た。僕が競馬にハマっていた頃に活躍していた馬が、 ブッチギリでゴールを駆け抜けている映像である。短いCMではあるが、当時の興奮が生々しく蘇ってくる ような、見応えのある内容になっている。普段はCMなんて、流して見ている程度で、じっくり見る事も ないのに、そのJRAのCMだけは何度も見てるはずなのに、その度ごとに引き込まれてしまうのだった。 そして、その度ごとに体中が熱くなるのを感じるのだった。競馬をやめてから10年以上にもなるのに、 誠に不思議なものである。

当時一人暮らしだった僕の家に、ある先輩がスポーツ新聞を片手に持って遊びに来た。「お前、競馬やった事 あるか?」「僕、競馬は全然分かりませんねん。賭け事はパチンコぐらいですかねえ。」「アホ!競馬は ただの賭け事のように見えるけど、パチンコとは全く違うんや。そこにはな、男のロマンがあってな・・。 色んなストーリーが交差しててな・・。まあ要するにムチャクチャ面白いんや!」などと、長時間に渡って 競馬の面白さを教え込まれた。人に影響を受けやすい僕は、その日から競馬を始める事になったのだ。翌週に 大きなレースがあったので、まずはそのレースを予想してみる事にした。スポーツ新聞に赤ペン、これは 競馬ファンにとっては必需品である。僕も偉そうに赤ペン片手に新聞の競馬欄に印を付け、どの馬が勝つのか を自分なりに分析してみた。大人の階段をまた一段登っている気分がした。そのレース当日、先輩と一緒に 場外馬券所まで馬券を買いに行った。場外馬券所には信じられない数のオッサンがスポーツ新聞片手に 集まっていた。馬券所のビル全フロア、馬券所周辺の道路、馬券所周辺の居酒屋や喫茶店、どこもかしこが 競馬ファンで埋め尽くされているのだ。真っ昼間からのこの賑わい、この熱量。昼間から、こんなところに これだけの人数が集まるものなのか。それほど競馬というものは魅力があるのか。僕はある意味、衝撃を 受けた。そんな僕を見て、先輩はニヤニヤしている。早速、予想した通りに馬券を買い、レースが始まるのを テレビの下で待つ事にした。レース直前になると、そこらじゅうからゾンビのように人が集まって来て、 全員がテレビの画面を見つめている。片手にはスポーツ新聞、片手には馬券を握りしめ、耳にはペンを挟んで いる。場内にファンファーレが鳴り響き、レースが始まるや否や「ウォー」という地響きのような歓声が 上がった。僕も自然に腹から声を出していた。馬がスタートすると、そこからは口々に大声で、走っている 馬に突っ込みを入れる。「逃げろ!」「差せ!」「行け!」「コッラー!」大の大人が子供のように叫んで いるのである。その信じられない光景に唖然としながらも、ぼくもいつのまにか叫んでいた。そしてゴール。 場内は、歓喜と落胆が入り交じった、複雑な心の奥底からの叫び声に包まれた。それがレースの終了を 知らせる合図なのだ。これだけ興奮した3分間があったのか。そう感じながら、自分の馬券を見てみると、 見事に的中しているのだった。僕は無意識に「よっしゃー!!」と叫んでしまった。500円で買った馬券が 8000円に膨れ上がったのだ。これだけ楽しめて、これだけ興奮して、これだけ儲かる。これは凄い 賭け事だ。いや、凄いスポーツだ。まるで貴族の遊びじゃないか。

それからというもの、競馬の虜になってしまった。競馬は月曜日から始まる。月曜日、まずコンビニで 週刊競馬ブックを立ち読みして、週末のレースの内容を確かめる。火曜日から木曜日、スポーツ新聞の 競馬記事で週末のレースに出走する馬の調子や調教の模様を調べる。金曜日、土曜日のレースの出走表が発表 されるので、スポーツ新聞を買って、レースの予想をする。土曜日、昼から場外馬券所に出向いて馬券を 買い、最終レースまで見届けて、それからは日曜日のレースの予想をする。日曜日、昼から場外馬券所に 出向いて馬券を買い、最終レースまで見届けて、帰ってから土日のレースの反省点をおさらいする。 このように、月曜日から日曜日まで、競馬ファンのスケジュールはハードである。特に金土日は仕事が手に 付かない。常に頭の中で馬が走っているのである。そんな感じで競馬に熱を上げていると、自然に競馬ファン が周りに集まって来た。バンドマンやお客さん、先輩に後輩。そのうち、ファンダンゴが競馬ファンの 情報交換場所になり、それがそれに輪をかけて更に競馬ファンが集まるようになった。レース前日の金曜日や 土曜日の夜は朝方まで飲みながらワイワイとレースの展望を語り合う事も多々あった。「あの馬の父親は これで、母親はこれやろ。だから長距離は強いはずやで。前回のレースの追い込みもこんだけのスピードで 来てるから、絶対来るんちゃうか。それにあの競馬場のゴール前はかなりの下り坂やしな。」「いや、 ちゃうちゃう、前回は晴れやったからや。今回は雨で馬場がかなり荒れてるから無理やで。」という感じで 細かい分析を元に予想する人もいれば、片や数字の組み合わせだけで予想する人もいるし、ただ好きな馬だけ を追い続ける人もいる。馬券の買い方は千差万別である。千差万別ではあれど、その馬券一枚一枚に、馬券を 買った人それぞれのストーリーが必ず存在するのだ。競馬の面白さはそこにあるのだと思う。しかし、面白い 面白いだけで済まないのが博打の世界である。勝たなければ意味がないのだ。しかし、僕らの競馬は勝つ事 よりも自分の我が前に出過ぎていたのではないだろうか。みんなで熱くレースの話をしているだけで勝った 気分でいる自分。絶対に入賞するはずもないのに好きな馬だからという理由だけで、その馬に賭けてしまう 自分。勝っても配当が低いという理由だけで、その馬券を買えない自分。結局、自分がカッコ良く見える 馬券の買い方しかしてなかったんじゃないかと思う。

そんな事を5年ぐらい続けていたのだろうか。ほとんど勝てない自分の競馬センスに嫌気がさしていたのと、 毎週毎週やってくる競馬の忙しさに付いていけなくなったのとで、いつの間にか競馬から足が遠のいて しまった。そして、最後は全く競馬と接しなくなった。そんな僕が競馬を辞めてから思った事が一つだけ あった。「競馬を辞めると、こんなにお金が残るんや」。結局、競馬を辞めてから浮いたお金は現在飲み代に なっている訳だが、先日その浮いたお金で飲んでる席で、ある競馬関係者と出会った。その彼と色々と競馬の 話をしたのだが、その話が盛り上がれば盛り上がる程、熱くなっている自分を感じていた。話の最後に、彼が ポツリと呟いた。「加藤さんが熱狂的に競馬を楽しんでいた頃と今現在を比較すると、実は競馬人口も 売り上げも半減してるんですよ。」その言葉にビックリしている僕に、彼は力強く語った。「だから、 もう一度、競馬を始めて下さい!競馬は絶対に面白いですから!」僕は久しぶりに競馬場に行きたくなった。 あの血湧き肉踊る興奮をもう一度感じたくなったのだ。最後に言わせてもらうが、競馬場は大人の ディズニーランドであり、ライブハウスですよ。それでは、競馬場で会いましょう。


*東日本大震災義援金に関して*
A)6/20,7/25に開催したチャリティーイベント
(ONE WORD FOR ONE WORLD)の入場料全額と
ファンダンゴ常設募金箱(10/5精算分)を
合計した金額 ¥ 32,000。

B)同様に、ONE WORD FOR ONE WORLDに
参加しているライブハウス "HOKAGE""ROCKETS""para-dice"の
チャリティー売上金合計 ¥ 81,300。

A)+B)の合計金額の中から¥ 93,300を
前回同様SLANG/KO氏の主催する
NBC作戦本舗に支援金として
振り込ませていただきました。
尚、残り\20,000に関しては、
サコウ氏(キネマ4.4)率いる物資直送チームに
託しました。(内訳:宮城県女川町の
現地炊き出し費用(¥ 10,000)+
福島県南相馬市"KID'S CLUB"
(ミネラルウォーター¥ 10,000分)

*お知らせ*
来たる11/28,29の2日間を使って
ファンダンゴ/村上率いる物資直送チームが
被災地に向かいます。
つきましては、皆様からの支援物資を
募集いたします。

「募集支援物資」
○レトルト食品(米でもOK)
○電気毛布
○暖房器具(カイロでもOK)

「受付時間」
11/1~11/26ファンダンゴ営業日の16:00~23:00
(郵送でも受付ますが、送料はご負担願います)


『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
(文:加藤鶴一)

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