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バンド募集

20th本

ウルトラ募集

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『僕の大好きなスーパータカハシの店先にて/いつもこんな感じで盛り上がっている。』

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
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吠えろ!ファンダンゴ!!
#147 僕の好きなスーパー



ほぼ毎朝、10時半になると町に出かける。15年前に近所のダイエーで買った自転車に乗って出かける。 ただ単にサイクリングに出かける訳ではない。朝早くから仕事に出かけている嫁さんに代わって、日々自分達が 食べる為の食材を探し求めて、町に繰り出すのだ。儲けの少ない僕たち夫婦にとって、一月分の出費を出来る だけ抑える事が日々のテーマになっている。要するに、お金を稼げない分、頭と体を駆使しなくてはならない のだ。5年程前までは、嫁さんが稼いでくれていたので、頻繁に外食に出かけたりもしていた。その頃は、 僕は僕で遅くまで飲み歩き、飲むと気が大きくなる性格なので、偉そうに後輩に奢ったりして優越感に浸り、 挙げ句の果てには頻繁にタクシーで家に帰ったりもしていた。嫁さんは嫁さんで僕に負けないくらいの 酔っぱらいなので、僕以上にそんな事をしていたんじゃないかと思う。当時は嫁さんの稼ぎが僕の稼ぎの2倍 ぐらいあったので、そのお金を拝借して遊んでいる僕は、何らかの事で夫婦喧嘩になった際には、必ずと言って いい程に最後はお金の話に持ち込まれて、何も言えなくなって負けていた。それでも、お金があるものだから、 調子に乗って、僕は家のお金を持ち出しては遊んでいた。そんな僕のバブルも5年程前に弾けて消えた。 嫁さんが仕事を辞めたのだ。しかし、嫁さんが仕事を辞めた程度で、今までの生活習慣をバッサリ変えられる 程、僕ら夫婦は器用じゃなかった。お金はいつまでもあるものだと思っていた。そんなある日、家に置いていた お金が底を着いたので、銀行にどれくらいのお金が残っているのかと思い、銀行のATMで残高照会をしてみた。 残高を見てビックリした。マイナスもマイナス、ここでは書けないようなマイナス残高になっていたのだ。 そこから僕らは変わった。大阪弁で言うところの「セコイ夫婦」あるいは「ガメツイ夫婦」へと変貌を遂げたの だった。

「あんた!今週のテーマは鶏肉、豚肉、大根、白菜やで!」「よし!分かった!」そんな訳で、僕は毎朝10時半になると 町に出かける。これが僕のもう一つの大事な仕事である。新聞を取っていない僕たちには、近隣のスーパー の安売り情報を自然にゲットする事は出来ない。情報が無い分、足で情報を稼がなければならない。買い物を 始めた当初は、今日は東側3件、明日は西側3件という風に、東西南北のスーパーマーケットを順々にリサーチ して、どこのスーパーがどの日に特売をしているかを調べた。面白いもので、各店舗が決まった曜日や日程で 特売をしているのである。それを頭に叩き込んでおけば、買い物も手際が良くなる。僕の住んでいる町だけ でも、これだけの特売日がある。スーパーもアホじゃない。ライブハウスが同じような内容のイベントを同日に 開催する事を嫌がるように、スーパーも考えている。例を挙げると、エース新鮮館による「火曜99円市」、 スーパーマルナカによる「水曜青空市場」、山之口商店街の八百屋さんによる「木曜100円市」、近所の 個人商店による「金曜キンキン祭り」。それ以外にも、肉屋さんは毎月29日には大概の所が「29の日」と 銘打って安売り合戦を催している。それらの情報を元にして、1円でも安く、5円でも安く、そしてより良い食材を 求めて、僕は町をうろついているのである。最初は嫌々買い物に出かけていた感じもあったが、今では 楽しくてしょうがない。前日眠る前には、明日どこで何を買ってというシュミレーションをしているぐらいだ。 やっぱり、立派な食材を驚く程の安価で買えた時程、嬉しい事はない。「今日な木曜100円市やってん。 ほんでな、見て!この白菜!ムッチャ大きいやろ!これ100円やで!」「うわあ!凄いやん!」僕は褒められて 褒められて伸びるタイプの人間なので、嫁さんもよく分かっている。実際、嫁さんに褒められると嬉しい。 「なあ、凄いやろ!明日はキンキン市で、絶対ええ大根買うてくるからな!」「頼むで!」まるで、テレビでたまに やっている「はじめてのおつかい」の大人版のようである。

そんな感じで、最近では同じマンションに住むカワバタさんという60歳くらいのおばちゃんにも「今日、 どこが安いん?」と聞かれるまでに成長した僕が、昔から注目しているある一軒のスーパーを紹介しておこうと 思う。余りにも過激なスーパーなので、そのスーパーの名前は伏せておいた方がいいかも知れないが、 大好きなので発表しておく事にする。スーパータカハシは十三のある一角にある昔ながらの個人商店という 趣で、主に食品を取り扱っている。野菜類、魚類、肉類も豊富で、野菜は丹波産のものが多く、魚は刺身が安価 なのがいい感じで、肉類はそんなに安くはないが普通に販売している。惣菜も色々とあり、揚げ物、煮物、 ご飯類が揃っていて、これに関しては他所の店よりは若干安いのだろうか。牛乳やパンなども売っている。 一見は普通の小売店なのだが、問題はそれ以外の商品である。それ以外の商品のほとんどが賞味期限切れの商品 なのである。店先に商品を山のように陳列しているのだが、手書きの値札には全ての値札の上の所に赤の マジックで「賞味期限切れ」と書かれてあって、素人がそれを見てしまうと完全にノックアウトされるような、 派手な見た目になっている。ただ、賞味期限切れだけあって、値段もべらぼうに安い。例えば、ドレッシング 19円、高級レトルトカレー3kg300円、マンゴープリン5個入り39円、ごま1kg109円、ジュース類19円 59円等、えげつない勢いで賞味期限切れの商品が並んでいる。賞味期限切れのオンパレードだ。僕はいつも この店に来ると興奮して、色々な物を買ってしまう。こんな面白い店は他にないんじゃないかと思う位にこの店 が好きだ。だって面白い。だって楽しい。やっぱり何にしてもこれくらいの個性がないと面白くない。それに 奇麗だと思う。無駄になるような作り方をしておいて、賞味期限が切れたからと言っては、何でも捨ててしまう ような恥ずべき事を平気でしているよりは、よっぽど奇麗だ。食料が無くて困っている人がいる現実の中で、 この商売は理にかなっているのではないだろうか。賞味期限切れ、何が悪い。捨てるんならば、僕にくれ。 僕は世間がどう言おうとも、スーパータカハシを全面的に応援します。

さて、すっかり町は師走である。町は今日も忙しそうだ。2011年を店じまいしようと急いでいる。僕も 心なしかバタバタしているようだ。激動の2011年、今年は色々な出来事が起こり、日本人として考えさせ られた事が多かったですが、僕はこの年に何を刻んだのだろうか。まだまだ、やる事は山ほどあるな。まずは 足元をもう一度固めてみようか。という事で、とりあえずは明日の金曜キンキン祭りを頑張るとするか。 昨日、嫁さんに「もうすぐ給料日やから、久しぶりに回転寿しでも食べに行こか?」と誘ったら、 「回転寿しもええけど、例えば20皿食べて2100円払うとするやんか。考えてみい、2100円あったら、 魚や肉がどんだけ買えるん?」結局、そこで話は終わった。僕の冬はいつまで経っても終わりそうにない。


*東日本大震災義援金に関して*
A)10/17,11/14に開催したチャリティーイベント
(ONE WORD FOR ONE WORLD)の入場料全額( ¥ 82,000)と
ファンダンゴ常設募金箱(11/21精算分 ¥ 24,000を
合計した金額 ¥ 106,000。

B)同様に、ONE WORD FOR ONE WORLDに
参加しているライブハウスライブハウス"京橋ISM"さんから預かった
チャリティー売上金 ¥ 12,000。

A)+B)の合計金額 ¥ 118,000の中から ¥ 20,000を
震災直後から被災地で支援を続けている
Idol Punch/RACCO氏に支援金として託しました。

残り ¥ 98,000の内 ¥ 74,000は、ファンダンゴ/村上率いる
物資直送チームに託します。(11/28,29の2日間で南三陸地方に向かい、
現金を主に暖房器具、衣類、食料に代えて、
直接現地で活動されている方々に届ける予定です。)

尚、今月の残金 ¥ 24,000に関しては、来月報告させていただきます。
引き続き、御協力の程、宜しくお願いいたします!

『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
(文:加藤鶴一)

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