大阪のライブバー ファンダンゴ 音楽 ロック ギターのロゴ fandango pick-up live link english language link
cap gif. file link to Fandango schedule page cap gif. file link to Fandango information page cap gif. file link to Fandango links page link to fandnago GOODS page cap gif. file
cap gif. file link to Fandango pcik-up live page cap gif. file link to Fandango index page cap gif. file link to Fandango live report archives cap gif. file

バンド募集

20th本

ウルトラ募集


*訃報*
「コッテリ/吉田正さん(ex.BODY/UNIT-4/他)をご存知の方へ」
4月26日未明、コッテリの愛称で親しまれていた吉田正さん(享年50歳)が肝硬変の為、
お亡くなりになられました。コッテリさんは、僕がファンダンゴに入った頃からお世話に
なっていた方で、バンドとしては当時BODYやUNIT-4で活躍されていて、
公私ともにお世話になっていた大先輩であり、突然の悲報に僕自身も驚いております。
少しでも多くのコッテリさんをご存知の方に、この事を知っていただけたらと思い、
この場を借りた次第です。
コッテリさんが好きだった十三より、心からご冥福をお祈りいたします。
(ファンダンゴ/加藤&ファンダンゴ一同)




tooth brush
『僕の住む町に突如として現れた巨大サーカステント。サーカスは楽しいぞ〜。』

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#152 サーカスが僕らの街にやってきた。



「あんたら、次の日曜日、お父さんにサーカス連れて行ってもらい!」
母親は 自慢げに木下大サーカスの招待券3枚をチラつかせながら、僕ら兄弟に言った。 僕らは少し戸惑った。何故なら、当時小学生だった僕ら兄弟にとって、 父親は非常に怖い存在だったからだ。朝早くに仕事に行ったまま夜遅く まで帰って来ない為、なかなか会う機会がなかったし、たまに会う時は 酔っぱらっているか、寝ているかで、酔っぱらっていても寝ていても 機嫌が悪かったので、僕らは常にビビっていた。しかし、当時学校で 話題になっていたサーカスを見たくて見たくて仕方がなかったので、 僕は連れて行ってもらう事に決めた。それからというもの、僕ら兄弟は 「次の日曜日、木下大サーカス見に行くねん!」と至る所で自慢しまくった。

そして、ようやく念願の日曜日がやってきた。一番心配だった父親の機嫌も かなり良さそうだったので、僕は有頂天になっていた。出かける前に、 母親は僕ら兄弟に「あんたら調子に乗りなや!」と釘を刺した。
そして、 父親にも「お酒飲まんようにしいや!」と釘を刺した。その時の木下大サーカスが どこで開催されていたのかはすっかり忘れたが、僕ら親子が電車の中で3人座って、 普段父親とは話した事のないような学校の話や友達の話をしたのをよく覚えている。 僕ら兄弟にとっては、そんな些細な事が新鮮だったのである。
電車を降りてからしばらく歩いたのだろうか。サーカス会場に到着した瞬間、僕はビックリした。 大きなテント、色とりどりの風船、おしゃれな売店、ウロウロしているピエロ。 まるで絵本から飛び出してきた夢の国に迷い込んだかのようだった。 今まで経験した遊園地にもなんば花月にも天王寺動物園にもない感じが そこにはあったのだ。それだけで、僕らのボルテージはマックスまで達して しまった。
父親も興奮していたのであろう。キラキラした売店で早速自分の為の ビールと
おつまみを買い、僕らにはジュースとポップコーンという名前の 前代未聞のお菓子を買ってくれた。
テントの中に入ると更に度肝を抜かれた。 怪しげな音楽が流れる中、レーザービームみたいな奇麗なライトが中央の ステージを照らしている。ステージの両サイドからは鉄製の櫓のようなものが テントの遥か高い天井まで組まれている。いったいここで何が起こるのだろうか。 そう思いながら、僕ら兄弟は初めて口にしたポップコーンの奪い合いをしもって、 開演時間を心待ちにしていた。ステージを中心に組まれている観客席は 超満員だった。
客席の電気が消えて、怪しい音楽が消えて、ピエロが登場した 瞬間、超満員の客席からドヨメキが起きた。サーカスの始まりである。 そこからは息つく暇も無い位に、派手な衣装を身にまとった出演者達が、 次々に自慢芸を披露し続けた。父親は途中からかなり酔っぱらってしまって、 司会者やピエロに大声で突っ込んだりして、軽く笑いを取っていたが、 僕ら兄弟にはそんな事どうでもよかった。僕と弟は完全にその華麗なショーに 飲み込まれてしまっていて、気がつけば手のひらが痛くなるほどの拍手をし、 喉が痛くなるほど叫んでいた。
特に、大きな象が登場する楽しいショーと 丸い鉄球の中をオートバイが走りまくるオートバイショーは圧巻だった。 そして、このままサーカスが終わらなければいいのにと思う子供心をかき消す かのように、メインイベントである空中ブランコが始まった。それはスリルに 次ぐスリルで、心臓が飛び出してしまうんじゃないかと思う位にドキドキしていた。 僕が息を飲みこんで、派手に飛び回る空中ブランコの行方を必死に追っていたその時、 隣でゲボッ!という大きな音が聞こえた。
隣を見ると、弟が嘔吐していたのだった。 酔っぱらった父親が弟をトイレに連れて行こうとしたが、弟は最後まで見たいと ダダをこねた。
僕はそれどころじゃなかった。弟のゲロより空中ブランコだったのだ。
そして大興奮のうちにサーカスはフィナーレを迎えてしまった。
父親から「帰るぞ!」 と言われるまで、僕は席を立てなかったのを覚えている。

帰りの電車で、親子3人サーカスの話で盛り上がりたかったのだが、最後のええ場面で 嘔吐してしまった弟は全く元気がなかった。それ以前にも弟は、あの恐怖映画「オーメン」 の最後の首が飛ぶシーンでもゲロを吐いてしまった前歴があるだけに、かなり 落ち込んでいたのだろう。弟が意気消沈している為にサーカスの話が盛り上がらない事に 腹を立てた僕は、弟を攻めたおした。
「お前、何で大事な時にいつもゲエ吐くねん!アホか!」すると、しばらく黙っていた弟が 真っ赤な顔で泣き叫びだした。
「お前が悪いんじゃ!お前のせいでゲエ吐いたんじゃ! ウェーン!ウェーン!」
それから僕と弟の喧嘩が始まった。
すると「電車の中で何しとんねん!」次は父親が怒鳴った。その瞬間、僕ら2人に 分厚い手のひらが飛んできた。父親のビンタですっかり意気消沈してしまった僕らは、 それから一言も喋らなかった。それから駅に着いて、僕ら親子は3人バラバラで 歩いて帰る事になった。
何だか気まずかったが、夕暮れの中を一人で歩く駅からの 帰り道、僕はサーカスの事ばかり考えていた。僕のすぐ後ろを弟が何か言いたそうに 付いてきてるのは分かっていたが、僕はそれを無視してサーカスの事ばかり考えていた。
家に到着すると、先に帰っていた父親は、コタツに座って日本酒を煽っていた。
母親は帰ってきた僕らに「サーカス、面白かったか?」と聞いた。僕は胸を張って 「ムチャ面白かったで!」と答えたが、弟はうつむいたまま再び泣き出した。
父親は何も言わずに、不機嫌そうに日本酒を煽っているだけだった。

あれから35年経った今、僕らの街にサーカスがやってきた。家の近所に、 ある日突然ピンクで派手な巨大テントが現れたのだ。そのテントの見た目のポップさ、 町中に張りまくられたポスター、35年前の思い出。そんな色んな要素が、 僕をサーカスに連れて行こうとする。一人で行くのが嫌だったのと、 予定がうまく合わないのとで、なかなか行けなかったのだが、ついに先日行く事が出来た。
その名も「POP CIRCUS」。実はそんなに期待してなかったのだが、
これがまた素晴らしい サーカスだった。僕は次々と繰り広げられる素晴らしいショーにすっかり興奮してしまい、 完全に飲み込まれてしまった。
最近サーカスを体験していない人は、絶対に行く事を お勧めします。
僕は5月にあの思い出の「木下大サーカス」に行く事も決めました。
ライブハウスもサーカスと同じショービジネス。これはまた強烈なライバルが
現れたものです。最後に、サーカス情報を記しておきますね。
詳細は各自で勝手に調べて下さい。

「POP CIRCUS」3/3(土)~5/6(日)
場所:堺市大浜公園北側の大テント(南海堺駅すぐ)
「木下大サーカス」3/10(土)~6/11(月)
場所:花博鶴見緑地公園の特設会場(地下鉄鶴見緑地駅すぐ)


*東日本大震災義援金に関して*
ファンダンゴ常設募金箱(3/25精算分) ¥ 46,924 は、皆様から
預かった現金を物資に代えて、ファンダンゴ/村上率いる
物資直送チームが気仙沼の双葉保育園に直接届けさせていただきました。
以下、今回届けさせていただきました物資の大まかな内訳です。

「電動ドライバー×1セット、 児童用給食着×6着 、
プリンタインク×14個、 衣類洗剤×2個 、ボックスティッシュ×40箱、
筆記用具・学童用品(ホワイトボードマーカー、カラーマジック等々)×多数、 等」

尚、前回3/12のチャリティーライブにどうしても参加できなかった
「おとぎ話」さんから、チャリティーの為に自由に使って下さいという旨で
自分達の未発表CDを50枚送っていただきました。
3/12当日、募金していただいた方御一人につき一枚づつ、
そのCDをプレゼントさせていただいた事をここに記しておきます。

『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
(文:加藤鶴一)

4/7 live report 4/14 live report 4/15 live report 4/20 live report

スケジュール インフォ pick-up リンクス E-mail

Return to Top of page↑

Copyright(C) 1999-2050 Live-Bar Fandango. All rights reserved.
1-17-27 Juso-Honmachi
Yodogawa-ku
Osaka, Japan
call: 06-6308-1621
fax: 050-5531-8402
email: fandango@fandango-go.com