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バンド募集

ウルトラ募集

tommytown

WALL
『ファンダンゴの昔の入り口付近はこんな感じでした。
初めてこのオドロオドロしい外観を見た時、
僕は一瞬中に入るのを躊躇ってしまった。
残念なが ら、防音工事の際に取り壊されたが、
今見てもやっぱり怖い。』

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#181 ファンダンゴ27周年記念!!



1990年の春、学校を卒業できたのは良かったものの、僕はちゃんと働きもせずに 日々をダラダラとやり過ごしていた。
当時住んでいたアパートの家賃が26000円 だったので、友達がバイトしていたアメ村にある料亭旅館の忙しい日に週1、2回程 手伝いに行けば、そのギャラで何とか生活は出来ていたのだった。 生活と言っても、それは最低限の生活が出来る程度であって、家賃を払ってしまったら、 残るお金なんてほんの僅かなものだった。働こうと思えば、山ほど働き口はあったのだろうが、 その頃の僕はそっちの方には興味が向かず、お金を使わずにどれだけ人生を楽しめるかを 試しているようなところがあった。まあ、本当の事を言うと、何に対してもやる気が なかっただけである。働かないからお金が無いのは当然で、お金が無かったら無かったで、 知恵を絞ってちょっとでも裕福に過ごせるようにと考えるところだが、 僕の場合はそんな事を考える事自体が面倒臭かったので、どうでもええわという気持ちで 日々を送っていた。ただ、そこには悲観的なものは全くなく、 むしろ楽観的な感じだったように思う。

朝は適当に起きて、まずパンを食べる。パンと言っても食パンの耳で、 これは近所のパン屋さんが無料で配っているものである。近所には何軒かパン屋さんがあり、 パンの耳が無料のところもあれば、10円や20円で売っているところもあって、 どこのパン屋でも食パン一斤ぐらいの量が袋に入ってあって、その上美味しいのである。 これをトースターでコンガリ焼いて食べる。トーストを食べながら、今日何をするのかを 考えるのである。
ただ考えたところで、何か出てくる訳でもなく、とりあえずサンダルを引っ掛けて、 何の宛もなくアパートを出るのだった。そして、まずやる事はアパートの並びにある酒屋に寄って、 トリスウイスキーのポケット瓶を買うのである。トリスのポケット瓶は当時180円で、 すぐ酔えるし、安いし、持ち運びに便利だったので、よく持ち歩いていた。 それをチビチビやりながら歩いているうちに、心も体も暖かくなってきて、周りのもの全てが 面白くなってくるのである。そうなると、こっちのもので、何をしても楽しそうに思えてくるので、 自転車で気の向くままに走り続けたり、池に行って釣りをしたり、公園でギターを弾いたり、 古本屋で立ち読みしたりして、夕暮れまで風まかせで過ごした。そして、辺りが暗くなる頃に アパートに帰って、晩ご飯を食べるのだった。大概の場合、袋入りのラーメンを半分に割って、 思いっきりふやかした後にキャベツなんかを入れて食べていた。
本当にお金がない時は、晩飯時に友達の家に無理からお邪魔して、ご飯を食べさせてもらったりもした。 夜は夜で、朝買ったトリスの残りを飲みながら、レコードを聞いたり、本を読んだりして過ごして、 眠くなったら寝るし、眠たくならなければ、夜の散歩に出かけたりする。一番厄介だったのは 風呂の事で、僕の住んでいるアパートには風呂が無かったので、銭湯に行かなければならないのだが、 銭湯代がもったいない。だから、夜中に石鹸とタオルを洗面器に入れて、近所の公園に行くのだった。 辺りに誰もいないのを見計らってから、公園のトイレの手洗い場で全裸になって、頭と体を洗うのだ。

そんな貴族のような生活も2ヶ月を過ぎた頃、僕に料亭旅館のバイトを斡旋してくれていた友達が、 ライブハウスに行かないかと誘ってくれた。僕はお金が無かったので、その旨を説明すると、 チケット代は奢ってくれると言う。出演バンドは僕も好きなバンドだったし、 それをタダで見せてくれるという事で、僕は一緒に行く事にした。 そのライブハウスは十三にあるファンダンゴという店だった。
僕らは十三駅を降りて、トリスのポケット瓶をチビチビやりながら、いかがわしい商店街を抜けて、 ファンダンゴに到着した。僕は壁一面に描かれたサイケデリックな絵に圧倒されながら、 コンクリート打ちっぱなしのちょっと奇妙な入り口をくぐった。中は活気で満ち溢れていた。 この2ヶ月間、地味な生活を送っていたせいかも知らないが、その活気の凄さは僕にとって 信じられないぐらいで、僕はその得体の知れない活気に相当な衝撃を受けてしまった。ライブも最高だった。
ライブが全て終了し、興奮を抑えきれないまま外に出ようとすると、受付の横でアルバイト募集という 貼り紙を見たのだった。その時は、それを見ても何とも思わなかったのだが、家に帰ってから2日経っても、 3日経っても、ファンダンゴでの衝撃が忘れられずにいた時に、ふとアルバイト募集の貼り紙の事を 思い出したのだった。その時、僕はこんな乞食みたいな生活をしている事がむちゃくちゃカッコ悪く思えてきて、 すぐにファンダンゴに電話をしたのだった。アルバイトの面接は次の日に行われる事になった。
その日の夜は公園のトイレには行かずに、2ヶ月ぶりに銭湯に行って、体を洗い、髭も剃った。 翌日、ファンダンゴの前に立って、巨大な壁画の前で一度深呼吸してから、入り口の扉を開けた。 中に入ると、あの4日前の興奮がまた蘇ってきた。僕は少し興奮気味でスタッフの人にアルバイトの 面接に来た旨を伝えた。
すると、2階へ上がったところにある事務所まで行くようにと指示を受けた。
事務所の扉をノックして、もう一度深呼吸してから扉を開けた。
「アルバイトの面接に来た加藤です。」
「あんた!1時間も遅刻してよう来たなあ!もう5時やで!」
「僕、5時って聞きましたけど・・」
「私は4時って言うたで!」
「いや、5時って聞きましたけど。」
「嘘やん!4時って言うたはずや!」
こんな感じでいきなり先制パンチを食らってから、面接が始まった。色々と質問をされて、 それに答えているつもりなのだが、あの4時と5時の件はどちらが正解だったのかが 気になって気になって、自分がうまく答えられているのか、さっぱり分からなかった。 はっきり覚えているのは、週5日は料亭旅館で働いていると嘘をついた事と掃除が得意だと 嘘をついた事だけである。面接が終わり、これはダメだなと思った瞬間、 「いつから来れる?」と聞かれた。僕はその意味が分からなくて、答えないでいると、 もう一度「いつから来れる?」と聞かれた。
「いつからでも来れます!」
「今のバイトはいつまで決まってるの?」
「今から辞めてきます!」
「ほんなら明日から来れるの?」
「はい!明日から来ます!」
「そしたら、宜しくね!」
僕はその日を最後に、今から考えるとあの奇妙な生活を辞める事になったのであった。 あれから25年が経とうとしている。そして、ファンダンゴは10月20日で27周年を 迎えようとしている。本当に目出たい事である。僕は人生の約半分をファンダンゴと 共に生きてきた計算になる。これからもずっとずっとファンダンゴで遊んでいく為には、 もっともっと頑張らなあかんと今思いました。
皆さん、10月は是非ともファンダンゴに遊びに来て、ファンダンゴの27周年に花を 添えてやって下さい。得体の知れない程の活気で皆様をお迎えしますので!!
ちなみに、現在アルバイト募集中です。
(文:加藤鶴一)


*東日本大震災義援金に関して*
9/23(火祝)難波Hatchで開催した
「PROUD GROOVE OSAKA 2014」が
無事終了致しました。
このイベントの収益(制作費除く)は
全て東北への義援金とさせて頂きます。
その詳細については、
全ての精算が終了次第にお知らせ致します。
ご来場頂いた皆様、
本当にありがとうございました!

尚、ファンダンゴでの募金に関しましては、
従来通りバーカウンターに設置の募金箱にて
募っております。
引き続きのご支援をどうか
宜しくお願いいたします!!

*十三駅前ションベン横丁復興支援に関して*
・復興支援Tシャツ売り上げ(7/5〜9/10精算分) ¥ 291,000
・7/31(木)チャリティーライブ売り上げ( ¥ 200×25名) ¥ 5,000
・受付募金箱精算分(9/10精算分) ¥ 53,300
・合計金額 ¥ 349,300
上記の金額を十三トミータウン復興対策委員会様に
募金させて頂きました!
その際、ションベン横丁の中筋が10/1(水)に
開通する予定である事をお聞きしました。
徐々にですが復興は進んでいます。
でも、十三駅前ションベン横丁の復活の為には、
まだまだ皆さんの署名と募金が必要とされています。
どうか御協力を宜しくお願いいたします!!


『十三トミータウン(ションベン横丁)復興の進捗状況』

『ションベン横丁復活支援Tシャツに関して』






『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
『夢ママ(岩手県大船渡長沢仮設代表)』

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