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バンド募集

ウルトラ募集

tommytown

INUGAYO
『先日、盟友イヌガヨのプロモーションビデオに参加させて頂きました。
僕も一瞬だけ映ってるので、一度見てみて下さい。
面白い作品に出来上がって ます。もし少しでも気になった方は、
1月16日(金)にファンダンゴで開催のワンマンライブに是非ともお越し下さい!
詳しくは、スケジュール欄にて。』
イヌガヨのPV

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#184 イヌガヨが動き出した。



「おばちゃん、トイレどこ?」
「うちはトイレないねん。ごめんやけど、外出て左に行ったらな、 突き当たりに公衆便所あるから、そこ使ってえや。」
その場末の居酒屋のママに言われたまま、 僕は用を足す為に、年季の入った暖簾をくぐって、電車道のすぐ横にある年代物の公衆便所まで 続く細い路地を歩いた。足元は面白いぐらいにふらついていて、路地を照らす為の電球は マーチを踊っているかのように、左へ右へと揺れていた。僕の頭の中では、若い頃に 何度も繰り返し聞いていた大好きなロックンロールが流れている。今日も楽しい夜だ。 そんな風に思いながら、ようやく公衆便所に辿り着いた僕は、フラフラしながらも 何とかズボンのチャックを降ろして、今日吸収した全てのクズを、コンクリートだけで 簡単に作られた妙に殺風景な縦長の小便器に流していた。その3、4人が一斉に並んで 小便が出来るような横長の小便器の前には、小窓が二つ申し訳なさそうに付いている。 ちょっとしゃがんで体を斜めにすると、線路が見えて、もう少ししゃがんで上の方を見ると、 何とか空が見えた。小さな正方形の窓から見える本当に小さな世界だが、そこには大きな月が 綺麗に浮かんでいて、その周りを輪郭のハッキリした雲が形を変えながらゆっくりと動いていた。 まだまだ夜は明けそうにないな。そう思いながら、公衆便所から居酒屋へと続く 狭い路地を歩いた。月が僕の足元に微かな光を灯している。
居酒屋に戻ると、 相も変わらず、じゃっくはアルを相手に大声で喋っていた。岡部は相も変わらず眠っている。 僕はママに芋焼酎の水割りをもう一杯注文してから、じゃっくとアルの会話の中へと入った。 話は、大相撲の話から自分の仕事の話へと移り、最後にはママを絡めての恋愛話へと もつれ込んだ。ママの生々しい恋愛話を聞いているうちに、僕はいつの間にか眠ってしまっていた。 どのぐらい眠っていたのだろうか。目を覚ますと、じゃっくとアル、そして眠っていたはずの 岡部が加わって、自分達のやっている音楽の事を真剣に話していた。 3人とも人を殺してしまいそうな目をして、今にでも殴り合いが始まりそうな勢いで、 自分達のやっている音楽の事を話していた。僕はこの瞬間のイヌガヨが大好きである。
まるで、今日ステージで見たイヌガヨを再び見ているような感じだった。 まだ夜は明けそうにないな。そう思いながら、僕は何だか安心してしまって、 再び目を閉じてしまったのだった。

僕は世間一般で言うところの音楽に携わる仕事をしている。音楽に携わる仕事と言っても、 そんなに偉そうなものではなくて、簡単に言うと、ライブハウスの店員である。大阪の 十三という町にあるファンダンゴという名のライブハウスの店員である。もう、 この仕事に携わってから25年になるか、26年になるかは忘れてしまったが、 僕はそんなファンダンゴでの生活の中で、色々なバンドに出会い、色々な人と出会った。 そして、今だ現在進行形で色んな面白い人々と出会い続けているのも確かだ。 イヌガヨというバンドは、ちょっと前に知り合った、その中の一つのバンドである。 僕は音楽が好きでこの世界に入った事になるけれど、ここで過ごせば過ごす程、 僕を響かせてくれる音楽の根っ子がどこにあるのか、だんだん分からなくなってきていた。 僕は何故に音楽が好きなのか?街中にも、このファンダンゴにも、常に音楽は流れているが、 いったいそれのどれが本当で、どれが嘘なのだろうかと、長い間考えてきたような気がする。 その答が、ようやく最近分かったような気がした。
音楽を奏でる人は、自分が考えた 楽しい事をより多くの他人に伝えようとしているだけで、その対象が多ければ メジャーと呼ばれるし、その対象が少なければマイナーなんて呼ばれ方をしたりする。 でも、それが多かれ少なかれ、どっちでもいいのである。僕はその表現者が自分の 考えた楽しいと事を人に伝えようと、必死にもがいているその姿が好きなだけだったのだ。 曲がりなりにも、他人の心を動かすという事は凄い事である。結局そこには、 その人が奏でる音楽が表面にあるものの、実はその根っ子の部分であるその人の 生き様自体が大切なのだと思っている。生き様なんて、言葉にすれば簡単であるけれども、 実際生き方をその表現に移すとなると、そこにはとんでもない努力や血の にじむような決心が、必要不可欠である。 僕は、そんな自分の生き様を必死に伝えようとしているバンドが 大好きなのである。そんな人間のやっている生々しい音楽がたくさんの 人に伝わればいいのに。
という気持ちで、今も僕は年甲斐もなく 、こんな大阪の外れにあるライブハウスで息をしている。

そもそも僕がイヌガヨと出会ったのは、いつ頃だったのだろうか?その年代に 関しては全く覚えていないが、じゃっくと岡部が在籍していた黒色青年という 当時大阪を騒がしていたバンドで出会ったのが初めであった。その黒色青年在籍時にも、 じゃっくと岡部はそれと並行してやってたバンドで何度かファンダンゴには顔を出していた。 どのバンドも確かに面白かったは面白かったが、何か全部中途半端な感じで終わって しまったような記憶がある。それからしばらく経った頃に、じゃっくと岡部が、 それまでの全ての活動を綺麗に精算して、新しく作ったバンドがイヌガヨである。 そのイヌガヨのファンダンゴでの最初のライブが始まる前にじゃっくが僕に言った。
「いやあ。多分面白い事になると思いますよ〜。」
僕はそのじゃっくの言葉を 半信半疑で捉えていたが、そのライブの幕が開いた瞬間、僕の心が震えた。 凄い勢いで襲いかかってくるステージからの熱量、生々しくぶつかり合っては 弾け散る音と音、けっして綺麗だとは言えないが、何故か心に刻み込まれていく詩とメロディー。 本当に目玉が飛び出るぐらいに凄いライブだった。あの時の衝撃は今でもハッキリと 頭の中に残っている。そのライブが切っ掛けで、僕はイヌガヨというバンドに 興味を持ち、バンド自体ともメンバー個々とも深い付き合いをするようになったのだった。 あれが2008年だと聞いたので、あれからまだ6年しか経ってないのか。 その濃厚な6年の間に、僕は色んなイヌガヨを見てきた。最初見た時のように キレてるライブをするイヌガヨ、全く面白くないダメなイヌガヨ、新しく何かを 与えてくれるイヌガヨ、もうバンドなんか止めてしまったらいいのにと思ったクソみたいな イヌガヨ。その度ごとに僕の心は動かされてしまうのだった。まるで自分のバンドのように。 まるで自分の人生のように。そんなイヌガヨが、今までやって来た事をひっくり返すぐらいの 新しいアルバムを作って、今までやって来た事をひっくり返すぐらいの新しい動きを始めて、 世間に自分たちの生き様を見せつける決心をしたようだ。楽しみじゃないか。 嬉しいじゃないか。
実は、じゃっくは歌を歌っているのではない。じゃっくは自分の 生き様を叫んでいるのだ。岡部はベースを弾いているのではない。岡部は自分の生き様を 弾いているのだ。僕はここ最近のイヌガヨのライブを見ているうちに、そう感じるようになった。 その辺にうじゃうじゃと溢れているコンビニのように何の個性も味もないものが 平気で横行しているこんな時代には、周りの色に染まる事無く自らの個性を しっかりと主張しているイヌガヨのような存在が必要なのかもしれない。

どのぐらい眠っていたのだろうか、ガタンゴトンという電車の音で目を覚ました。 僕は伏せていたバーカウンターからゆっくりと顔を上げて、そっと辺りを見渡してみると、 じゃっくと岡部、そしてママまでもが眠っていた。アルはこっそりと先に帰ったようだ。 時計を見るともう午前6時。僕らは眠りすぎていたみたいだ。僕はじゃっくと岡部の 背中を擦りながら言った。 「こんなとこでダラダラしてる暇はないぞ。そろそろ起きて、次のステージに行こうや!」 じゃっくと岡部は二人同時に目を覚まして、「あ〜!あかん!ほんまに行かなあかん!」と 時計を見ながら言った。僕らは割り勘でママに勘定を支払って、大阪十三しょんべん横丁と 呼ばれる飲屋街の一画にある怪しい飲み屋を出た。外に出ると、もう夜は明けていた。
トボトボ歩く僕ら3人の背中に向かって、いつの間にか店から出て来ていたママが叫んだ。 「もう夜は明けたで!あんたらのやってる事は間違いないねんから、 胸張って歩かんかいな!また待ってるで!」十三駅に向かう路地の途中で、 僕の前を歩いているじゃっくと岡部の背中を見ていると、何だか自分でもよく分からないが、 イヌガヨが動き出したんだと思った。その動き出したイヌガヨを見ていると、 何だか嬉しくなってきて、前を歩いている二人に言った。
「まだまだお互い、面白い事を出来そうやな!」じゃっくが答えた。
「このままじゃ、終われませんよ!いやあ、多分面白い事になると思いますよ〜。」
岡部はその僕とじゃっくのその会話を聞いて笑ってるだけだった。その朝の光より 眩しい岡部の笑顔は、言葉は無くとも、 僕に「これからも、俺はイヌガヨで生きていきますよ!」と言っているようだった。 路地裏午前6時、僕の大好きなイヌガヨが動き出した瞬間だった。

*イヌガヨとは大阪を拠点に活動をしているロックバンドである。
[メンバー:じゃっく(Vo,Gu)/岡部(Ba,Cho)/アル(サポートDr,Cho)]
カッコいいバンドなので、気になる方は勝手に調べてみて下さい。
http://www.inugayo.com/
(文:加藤鶴一)


*9/23@難波ハッチ開催の東北復興支援ライブイベント
『PROUD GROOVE OSAKA 2014〜浪速の誇りを東北に〜』
での東日本大震災募金箱寄付金と義援金に関して*
ファンダンゴ物資直送チームが12/8〜12/10の2日間の間で
直接東北沿岸部の保育園や育児施設、中学校へお金を
必要な物資に替えて届けて来 ました。
以下、詳細を報告させて頂きます。

イベントに参加して頂いた皆様、そして募金をして頂いた方のご協力、
本当にありがとうございました!今後ともFANDANGOでは引き続き
バーカウンターにて東日本大震災復興支援募金箱を設置してますので、
無理の無い範囲でご協力の、宜しくお願い致します!!

■『PROUD GROOVE OSAKA 2014』製作費を除いた売り上げ■
120,000円
A)■『PROUD GROOVE OSAKA 2014』イベント内募金箱残金
+ MEANINGからの寄付金 + FANDANGO東北復興募金箱■
合計87,737円

B)■物資購入費用■
合計84,195円

■残金■
A) - B) =計3,542円
※残金に関しましては従来通り、東日本大震災復興支援募金箱と合算して
次回の東北沿岸部の支援物資費用購入費用に責任を持って使わせて頂きます。
以下が各地での物資購入明細/寄付金の内訳になります。

___________________________________

【福島県南相馬・みんな共和国プロジェクト:子育て支援スペース 37cafe】
室内用遊具/知育グッズ費用としてイベント売り上げを寄付(購入遊具は
37cafeがその都度購入するので、詳細は後日報告させて頂きます。)

計120,000円

【福島県南相馬・よつば保育園】
バナナ×10房
みかん10kg×2箱
ぶどう6パック入り×2箱
りんご×32球
いちご×3パック

計12,912円


【宮城県気仙沼・双葉保育園】
園外用ソーラーLEDイルミネーション200球×6set
園内用3Dクリスマスイルミネーション ビッグスノーマン×1台
クリスマス用プレゼント(おかし詰め合わせ)×60人分
クリスマスツリー用オーナメント×27個
油性マッキー(2本入り)×15set

計41,283円

【岩手県大船渡市・大船渡中学校】
公式卓球試合球3個入り×28箱

計30,000円




*十三駅前ションベン横丁復興支援に関して* 火災現場である中筋の線路側は更地のままですが、 176号線側はポツポツと店舗が復活しております。 先日もちょこっと飲みに行きましたが、ちょっとづつ盛り上がってきている感じがします。 現在の細かい状況に関しては、以下のリンクにて確認下さい。 ファンダンゴでは、引き続き復興支援Tシャツの販売と並行して、 募金と署名も集めておりますので、 引き続きの御協力を宜しくお願いいたします!!





『十三トミータウン(ションベン横丁)復興の進捗状況』

『ションベン横丁復活支援Tシャツに関して』






『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
『夢ママ(岩手県大船渡長沢仮設代表)』

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