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『「あの日は誰とどこで飲んだっけ?」
「今月はどのぐらい飲みに行ってるんやろ?」等、
酒を愛する者なら誰もが頻繁に落ち入ってしまう疑問を
迅速に解決するアイテムを作ってしまった。
その名も「飲酒カレンダー」。
出来れば大きめのカレンダーがベストだが、
飲んだ日付の所に、誰と、どこで、飲んだかを書いて、
その上から赤いハンコを 押すだけで出来上がりである。
これを見ると、誰と飲んだか、どこで飲んだか、
ひと月でどれだけ飲んだか、が 一発で分かる優れもの。
写真は、僕の飲酒カレンダー。
アルカラから頂戴したカレンダーを改造したものである。』

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#194 お酒は怖い



「あんた、コーラばっかり飲んでたら、脳みそ溶けて、アホになるで!」とは、小学生の頃に母親からよく聞かされた言葉だが、酒を飲み過ぎてもアホになるとは知らなかった。いかにも酒の飲み過ぎでアホになったのだろうと思われる人には会った事があるが、まさか僕がそうなるとは思ってもいなかった。残念な事に今僕の脳みそは完全に停止してしまってるとしか思われない。きっと酒のせいで脳みそが溶けているのだ。母さんよ、コーラだけじゃなく、お酒も飲み過ぎると脳みそが溶けるという事を、 あの時に何で僕に教えてくれなかったんだ。現在、前に進めなければならない物事が山ほどあるのに、 一つも前に進めない状態が長い間続いている。焦れば焦る程、どつぼにはまってしまって、今の僕は深い闇の中に 一人取り残されたような状態である。この状態を打破しようと、色々と試みはしたものの、 何もかもが裏目に出てしまっている。ガムを30分以上噛み続けると、 思考力や判断力や集中力が増すと聞いたので、ガムをまとめて3つ口に入れたはいいが、噛み続けるどころか、 いつの間にか飲み込んでしまっていて、それに気付いた時の情けなさよ。魚や納豆を食べると頭の働きが 良くなると聞いたので、気分転換に近所の定食屋で魚の定食と納豆を注文したまでは良かったが、 新聞やテレビを見ながらゆっくりと噛んで食べていると、いつの間にか1時間半も経っていて、 定食屋のおばちゃんに早よ帰ってくれと怒られた時の悲しさよ。連日の打ち上げで家に帰れずにいて、 今晩こそは頭のリフレッシュの為に何があっても帰ると誓った日の打ち上げの場から、 逃げるように帰って終電に滑り込んだまでは良かったのだが、一瞬で眠りに落ちてしまい、 気がついた時には既に遅く、完全に最寄り駅を乗り越してしまっている事に気付いた時の虚しさよ。 自分のスピードを見失ってしまい、世間のスピードからも外れてしまい、 僕はこのままどこまで転がって行くのだろうか。

毎年の事ではあるが、10月は僕らファンダンゴの周年月間なので、どうしても他の月に比べて酒の席が増える。 それにしても、今年の10月は特に酒の席が増えた。これは、ある意味嬉しい事ではあるが、 その反面辛い事も生じてくる。僕自身は決してお酒が好きな人間ではないと思っている。 しかし、酒の席とあれば、酒を飲まずにいられないでいる。絶対に、飲んでしまうのだ。酒の味が好きではなく、 その場にいる人間の味が好きであり、その人間の味を必要以上に感じ取ろうとして、僕は必死に飲み続けるのである。 手元に飲酒カレンダーがある。飲酒カレンダーとは、一ヶ月単位の見開きカレンダーに、 ファンダンゴ以外で飲んだ日付の所に誰とどこで飲んだかを簡単に書いて、その上から赤いハンコを 押しているだけの簡単なものである。これを見ると、いつ誰とどこで飲んだか、ひと月にどれだけ打ち上げに参加したか、 などの覚えてる事が不可能な思い出が一目瞭然で蘇るから便利である。飲酒カレンダーをペラペラめくってみた、 すると、6月が13回、7月が15回、8月が16回、9月が13回。平均すると月15回ぐらいは、 ファンダンゴ以外で飲んでいる計算になる。それが、10月は現時点で19回だ。 このまま行くと、完全に20回越えである。よく考えると、それに加えてファンダンゴでも飲んでいるのだから、 脳みその調子が悪くなるのも納得がいく。それでも、お酒を止める気はない。今日も誰かが僕を待っているからだ。 前記したように、今月は打ち上げが普段より多かったので、家に帰れない事が多かった。 出来れば、家に帰ってゆっくり布団で寝たいのだが、タクシーで帰ったり、ホテルに泊まったりする 経済的余裕が完全にないので、帰れない時の大概の場合は、ファンダンゴの楽屋で寝袋に包まって寝る事になる。 楽屋で寝るのも一晩ぐらいなら、気分転換的な感じもあって、それはそれでいいのだが、 それが3日も4日も続いてくると、頭も体も疲れてくる。 やっぱり、家の布団が最高なのだ。

つい先日の事である。4日間も家に帰れないで、心も体もモヤモヤとしていた。打ち上げの途中で帰るのは、 あまり好きじゃないのだが、この日は帰らせてもらう事にした。 「ごめん。終電の時間なんで、先に行きます。お疲れ様でした!」 「お疲れ様でした!加藤さん、気を付けて!」 僕はその優しい一言に後ろ髪を引かれながらも、電灯が消えて真っ暗になった商店街を十三駅に向かって全力で疾走した。 「家に帰れる」その事実だけで、さっきまでのモヤモヤした感じが、既にどこかに吹っ飛んでいた。 駅に着いて、何とか終電に間に合い、座席に座った瞬間、自分が割と酔っぱらってる事に気付いた。 しっかりしなければ、そう自分に言い聞かせつつ、大きく深呼吸をして、カバンの中からワンピースの 39巻を取り出した。酔うてるから文字が霞んで見えると思っていたら、メガネをかけたままワンピースを 読んでいた。老眼の為、メガネを外さなければ、細かい文字を読めないのだ。僕はもう一度大きな深呼吸をした。 何とか無事に難波駅まで辿り着いて、まずトイレに走った。小便をして、少しだけでも酔いを醒ます作戦である。 1週間前の悲惨な事件を繰り返さない為にである。1週間前、同じような状態で電車に乗ったはいいが、 すぐに深い眠りに落ちてしまって、見事に乗り越してしまい、星しか見えないような道を夜明けまで 歩くはめになったのだ。その過ちを繰り返さぬように、僕は細心の注意を払い、電車に乗り込んだ。 運の悪い事に座席が空いていた。このままつり革を持って、立ったままの作戦も考えたが、 どうしても体がしんどかったので、体を前屈みにして姿勢のいい状態で、座席に座る事にした。 最終電車は定時にゆっくりと動きだした。ガタンゴトン、ガタンゴトン。たかが、ここから10分だ。 10分だけ我慢したら、あの天国のような家の布団で眠れるのだ。絶対に眠ってしまってはならない。 僕は、カバンから再びワンピースの39巻を取り出して、メガネを外した。 そして、ワンピースのページを開く。理解しようと、一コマ、一コマ、必死に目を通すが、なかなか内容が頭に入らない。 どうしたものかと思い、何度も同じページを繰り返し読んでいるところで、気を失ってしまったみたいだ。
「お客さん、終点ですよ。起きて下さい。」
乗務員の声で目を覚ました時には、もう遅かった。
「これ、お客さんの荷物ですか?」
ふと顔を上げると、乗務員が僕のワンピースとメガネを持って立っていた。それから僕は、暗い夜道をトボトボと歩いた。 ちょっとでも家に近づく為に、トボトボと月夜の下を歩いた。風が強い夜だった。風にも負けずに歩いていたが、 あまりの寒さに限界を感じ、僕は道の途中にあった警察署に立ち寄って、 「すいません。この辺りに朝までやってる居酒屋とかマクドナルドとかはありますか?」と若手の警官に質問した。 「3キロぐらい先に朝5時までやってる白木屋がありますよ。」新米警官は優しく僕に答えてくれた。 この暗く寒い夜道をあと3キロも歩かなくてはならないのか。そう思った瞬間、目頭が熱くなったが、諦めずに歩いた。 ようやく到着した白木屋は、暖かい空気で満ち溢れていた。こんなに遅い時間なのに、人が多いなあと感心しながら、 席に着いた。何を注文しようか。酒は飲みたくない。でも、居酒屋なので、酒を注文しなければならないのか。 そんな自問自答をしてる最中に、店員が注文を聞きに来た。「何しましょう?」と言われ、思わず「 すいません。お酒を頼まなくてもいいですか?」と逆に質問してしまった。そのへんてこな質問をしてから、 居酒屋でノンアルコールを頼む人がたくさんいる事を思い出した。僕の頭はあまりの疲労で変になっていたのだ。 店員は「それは、お客さんの自由ですよ。」と、笑いながら答えた。 「コーラを一つ下さい。」僕が生まれて初めて、居酒屋でノンアルコールを頼んだ瞬間だった。 隣の席ではカップルが楽しそうに乾杯している。向こうの席では、大人数の若者が大きな声で笑っている。 僕は一人で枝豆をつまみながら、コーラを啜っている。 何だか、目のやり場に困ったので、僕はカバンからワンピースを取り出した。電車の時とは違って、調子良くページが進む。 酔いが少し醒めてきたのだろう。でも、ちょっと眠いなあと感じた瞬間、僕を呼ぶ声が聞こえた。
「お客さん、閉店になります。」
「あ~、眠ってしまってました。」
「これ、お客さんの持ち物ですか?」ふと顔を上げると、店員が僕のワンピースとメガネを持って立っていた。 白木屋を出ると、外はうっすらと明るくなっていた。夜明けがそこまで近づいていたのだ。 ようやく家に辿り着いて、嫁さんに昨夜の出来事を話すと、嫁さんはきつい口調で僕に言い放った。
「あんた、酒の飲み過ぎで脳みそ溶けてるんちゃうか! それに、根性無いねんや!たったの10分ぐらい起きときいや!毎週毎週、電車乗り越してからに!」
僕は返す言葉が見つからずに、憧れの家の布団に包まって、狸寝入りをしたのだった。
(文:加藤鶴一)


※常設している東日本大震災復興募金箱寄付金に関して※
FANDANGOでは引き続きバーカウンターにて、
東日本大震災復興支援募金箱を設置してますので、
無理の無い範囲でご協力の程、宜しくお願い致します!!

*十三駅前ションベン横丁復興支援に関して*
ションベン横丁復興支援募金と署名が6月末で打ち切りになりましたので、
FANDANGO受付の募金箱は7月1日より、
東日本大震災復興支援募金箱に戻させて頂きます。
尚、復興支援Tシャツに関しましては、
現在の在庫のみの販売となりますので、
ご希望の方はお早めにご購入頂けたらと思います。
復興支援Tシャツと復興状況に関しては、以下のリンクにて確認下さい。
引き続きの御協力を宜しくお願いいたします!!



『十三駅前ションベン横丁復興支援Tシャツ販売 中!!』
『十三トミータ ウン(ションベン横丁)復興の進捗状況』






『NBC作戦本舗』
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『東北ライブハウス大作戦』
『夢ママ(岩手県大船渡長沢仮設代表)』

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