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バンド募集

ウルトラ募集

tommytown





bycleschool
『昨年の夏、旅の途中にひょんな事から立ち寄った
広島県尾道市街にある「大宮湯」という老舗の銭湯にて。
顔は昔一世を風靡したのクチャおじさんのようで、
胸骨は出っ張って、筋肉はないが腹はへっこんでいる。
ただ僕の痩せこけた体よりも目につくのは、
この銭湯の木製の衣服入れである。
こういう大衆の生活に密着した場所こそ、
日本の重要文化財にすべきだと思う。』

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#202 激痩せ事件



一昨年の秋から昨年の春にかけてのほんの半年の間に、72キロあった僕の体重が 60キロまで落ちた。僕の家には体重計がないので、銭湯に行くタイミングでしか 体重を量るチャンスがなかった。銭湯でも各店舗ごとに体重計の種類も設定も違うので、 体重が減りだした当初は体重計のちょっとした不具合ぐらいにしか思っていなかったから、 別に何とも思わなかった。むしろ、もうちょっと痩せた方がいいかもという気持ちが 以前から少しあったから、体重が少し減った事はそれなりに嬉しかった。 しかし、それからも体重の減少は止まる事を知らず、銭湯に行く度に量る僕の体重は いつも前回の計量より少なかった。ダイエットも食事制限も何もしてないのに、 これは異常だと感じた時には、もう既に体重は65キロになっていた。 ちょっと走っただけで可愛く揺れていた自慢のオッパイは いつの間にか揺れなくなっていたし、あれだけブヨブヨしていたお腹はいつの間にか ストイックな感じになってしまっていた。
そんな感じだったので、人に会えば必ずと言っていい程、 「痩せたなあ」とか「ダイエットしてるん?」とか言われるようになった。 ただ自覚症状が全くなかったので、そんな事を言われてもという感じで、 自分自身も困惑していた。ただ困っているだけでは何も変わらないので、 何とかしなければとは思ったが、何がどうなってこんな事になっているのか 全く分からなかったので、いつもの不摂生をちょっと控える事ぐらいしか 打つ手はなかった。だが、そのぐらいの事では何も変わらなかった。

食欲は人一倍あるし、体はどこにも異常はない。であれば、食べ続けるしかない。 小学生の頃、骨皮筋右衛門というあだ名を付けられるぐらいに痩せこけていた弟を 心配して、母親が食べたくないと泣き叫ぶ弟に無理矢理ご飯を食べさせていた。 そんな光景を思い出したりもして、それからの僕は、太るからとか体に 良くないからとかの理由で控える事もあった食事を、頭と体が十分に 満足するまで食べるようにした。腹八分ではなく、腹十二分ぐらい 食べるようになった。何も気にする事なく、好きなものを好きなだけ 食べられるという事はある意味幸せでもあった。こっちとしては、 太れば万々歳なので、怖いものなしである。不思議なもので、毎食お腹いっぱい 食べるのだが、それでも早いタイミングでお腹が空いてしまう。 まるで僕の腹の中に妖怪が住み着いているかのようだった。僕が噛み砕いて 胃に送り込んだ食事を、その妖怪が美味しそうにガツガツと食べているのである。 そんな想像をしていると、またお腹が空いてくる。だから、また食べる。 それだけ食べているにも関わらず、それでも僕の体重は徐々に減っていくのだった。 顔は痩けて、手足は細くなり、オッパイは無くなって、 ズボンはブカブカになった。春がやって来た頃には、銭湯の鏡に映る自分の姿が 貧相なガイコツのように見えた。結局、体重は60キロまで落ちた。 たった半年で12キロ痩せた計算になる。

このまま痩せ続けると、僕は骨と皮だけになってしまって、最後には死んでしまうんじゃないか。 そんな不安が常に付きまとうようにもなった。もしかしたらと思って、 簡単な癌検診や健康診断も受けてみたが、全く異常がない 。むしろ、健康診断の数値は以前よりすこぶる良くなっていて、お医者さんに「 全く問題なしですな。運動か何か始めましたんか?」と言われる始末だった。 自分の体を何か得体の知れないものが蝕んでいるか、それとも本当にお腹に 妖怪が住んでいるのか、それとも気のせいか。色々と考えてみたが、 いくら考えてもどうなる訳でもなく、もうどうでもよくなった。こうなったら ヤケクソである。どんな事が突然僕に襲いかかってきても、その時に後悔しないように、 食べたいものは食べたい時に食べる、飲みたいものは飲む、やりたい事はやる、 会いたい人には会う、行きたい所には行く、嫌なものは嫌だと言う、遠慮しない、 を信条に生きようと思った。 その考え方一つで気持ちは楽になったものの、相変わらず人からは 「ムッチャ痩せてるやん。病気ちゃうん?」とか「どないしたん?大丈夫か。」等と 言われ続けた。それだけ僕の事を気にしてくれているので、 ある意味嬉しい事なのだが、その度に自分の事が心配になったりもした。

いつの間にか夏も終わりに近づいた頃、Theピースのハルさんに会う機会があった。 その頃の僕の体重は、ついに50キロ台に突入していた。
Theピーズとは、僕が大好きな日本のロックバンドで、ハルさんとは Theピーズのベース/ボーカルであり、僕の一つ年上の尊敬する先輩である。
「加藤君、久しぶりだねえ。」
「ハルさん、ほんまに久しぶりです。」
「あれっ!ちょっと見ない間に痩せたんじゃないの?」
「そうなんですよ。僕の話、聞いてもらえますか?」
「えっ!何かあったの?」
「いやあ、特に何もないんですけど、実はこの半年ちょっとで13キロも痩せたんです。 こんなに急に痩せたのは、20歳の時の失恋以来なんですが、 ただ今回は失恋もしてないし、病院で検査しても異常はないし、 原因がさっぱり分からないんです!」
僕が想いの丈を勢いよく話した後、ハルさんは当たり前のような顔で僕に言った。 「加藤君、それはさあ、ただ単に痩せる年頃なんだよ。」
「えっ、痩せる年頃って、あるんですか?」
「当たり前じゃん。何にでも年頃はあるよ。俺だってさあ、何年か前は痩せる年頃だったの。 その時さあ、俺はただの痩せる年頃なだけなのに、周りの人がさあ、 あれ?ハル、調子悪いんじゃねえの?とか、好きな事言うんだよ。 加藤君もそんな風に言われるんじゃないの?」
「はい、バリバリ言われてますよ。」
「そんな時はさ、痩せる年頃なんだって言っとけばいいよ。 だって、本当にそうなんだもん。」
ほんの些細な短い会話だったが、僕は少し気が楽になったような気がした。

すると不思議なもので、秋らしい気候になった頃から、徐々にではあるが体重が増えてきた。 それから半年経った今、世間は本格的な梅雨に突入している。 昨日、天気が良かったのでバイクに乗って、家から遠く離れた銭湯へ行ってきた。 体重計に乗ってみると、70キロぴったりだった。ちょっと垂れたオッパイ、 丸く出っ張ったダラしないお腹、銭湯の大きな鏡には去年の今頃とは全く別人みたいな 自分の姿が映っていた。結局、僕はこの1年半の間に13キロ痩せてから、 11キロ肥えた事になる。すっかり元通りになってしまった自分の体を見ながら 、あれはいったい何だったんだろうかと思った。やっぱりハルさんの言ったように、 ただ単に痩せる年頃だったのだろうか。銭湯から出ると、 あんなに晴れていたはずの空から雨が降っていた。僕は降りしきる雨の中を バイクで走りながら、 銭湯の鏡に映った自分の体を思い出して、ちょっと痩せたいなあと思った。

(文:加藤鶴一)







*熊本地震復興支援に関して*
ファンダンゴ物資直送チームが
2016.04/28~04/29の2日間の間で
直接熊本へ現地入りし、
募金を必要な物資に替えて届けて来ました。
以下、詳細を報告させて頂きます。

募金をして頂いた皆様や活動に協力してくれた
多数のアーティストの皆様、本当にありがとうございました!
FANDANGOでは引き続き募金箱を設置してますので、
出来る範囲でのご協力の程、宜しくお願い致します!!

A)■募金額合計■
¥ 213,578

B)■物資購入&物資送料合計■
¥ 192,373

■残金■
A) - B)= ¥ 21,198
※残金に関しましては従来通り、
熊本復興支援募金箱と合算して
次回の支援物資購入費用に
責任を持って使わせて頂きます。

□□各地での物資の内訳□□

【熊本市「大同青果センター」】
レトルトカレー×35箱
混合レトルト箱Lサイズ×10箱
菓子パン 420食
トイレットペーパー×6箱
ティッシュペーパー12P×9箱
ブルーシート(3.6m×5.4m)×180枚
毛布42枚
サバ味噌煮缶詰24個入り×74箱
もずくスープ5食入り12ケース×40箱
タマゴ粥32食×2箱
PPロープ(5m×100m)×60本×2箱
ウェットティッシュ36P×4箱

購入費合計 ¥ 35,311

【熊本市火の君文化センター】
いちご×5箱
でこぽん×5箱
ネープル×3箱

購入費合計 ¥ 21,652

【FANDANGO 受け取り分 熊本NBC作戦物資】
120cmサイズ×11箱
140cmサイズ×150箱
(飲料水・レトルト食品・除菌ティッシュ等)

送料合計 ¥ 135,410


※常設している東日本大震災復興募金箱寄付金に関して※
FANDANGOでは引き続き受付とバーカウンターにて、
東日本大震災復興支援募金箱を設置してますので、
無理の無い範囲でご協力の程、宜しくお願い致します!!




『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
『夢ママ(岩手県大船渡長沢仮設代表)』







*十三駅前ションベン横丁復興支援に関して*
大火災から約2年、2/22(月)から新店舗建設工事がスタートしました。
年内には新しいしょんべん横丁が誕生する予定です。
ファンダンゴでは、引き続き復興支援Tシャツの販売を
しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
引き続き、宜しくお願い致します。
詳細は以下リンクから。

『十三駅前ションベン横丁復興支援Tシャツ販売中!!』
『十三トミータウン(ションベン横丁)復興の進捗状況』

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