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『9月になったからって、夏が終わった訳やないで。
写真は、今年の夏の思い出の一コマ。(岩手県/浄土が浜にて)』 』

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#204 夏の思い出 1985



1985年の夏、18歳の僕はM百貨店のお中元を軽トラで配達するアルバイトをする事になっていた。 理由はもう忘れたが、何しかお金を稼ぎたかった僕は、どうしても車を使って出来るアルバイトを したかった。普通のアルバイトの時給が500円の時代に、配達の仕事は最低でも 日給6000円ぐらい稼げたからだ。当時は書店やコンビニに100円でアルバイト募集の情報が 載っている雑誌が売っていて、そのアルバイト情報誌を何誌も買いまくって、 ようやく見つけたのが、M百貨店のお中元配達のアルバイトだった。 期間は、6月20日から8月10日までの50日間。日給は5600円と相場よりちょっと安いが、 配達する荷物が71個目から1個につき80円が加算されるシステムだったので、僕の頭の中では 1日100個の荷物を配ったら、50日間で40万円稼げる計算になっていた。 40万円という未知の数字に魅せられた僕は、すぐにM百貨店の堺配達所に電話をして、 すぐに面接をしてもらい、見事採用という事になったのだった。面接の時に配達所の所長が 「本当にしんどい仕事やけど、頑張ってくれなはれ。」と何度も念を押していたが、 そんな事は若い僕にはどうでもよくて、それよりも初めてする配達の仕事で お金が稼げるという事にワクワクしていた。

アルバイト初日に出勤すると、所長から1台の軽トラを渡された。 「今日から50日間、これがアンタの相棒やさい、大切に乗ったってや。」「ありがとうございます!」 初日は仕事を確実に覚える目的もあって、所長と2人で担当地域を配達する事になっていた。 「時間ないさかいに、すぐにゴーしましょか。」所長は発車する事をゴーすると言うのだった。 ゴーとはGOの事だ。僕の運転で車は走り出した。窓を全開に開けてるので、 所長の伸びきったパンチパーマは激しく風になびいている。所長はパンチパーマを揺らしながら、 僕に車の上手な運転や配達員としての心得を必死に話してくれているのだが、 全開にした窓から入ってくる風の音にかき消されて、何を言ってるのかハッキリ分からない。 とはいえ、窓を閉めると暑いので、僕は所長に「クーラーつけてもいいですか?」と聞いてみた。 すると、所長は凄く痛そうな顔をして答えた。「クーラーなんて、ありまへんで。」 まだ6月後半なんで本格的な夏ではなかったがやっぱり暑かったので、夏の真っ盛りになったら、 いつもどうしてるのかなあと思って、所長に聞いてみた。 「真夏とかは、クーラーなしで大丈夫なんですか?」 「地獄だす。まあ、しばらく経ったら、慣れまっさかい、それまでの辛抱だすわ。」 あの暑かった1985年の夏が始まった瞬間だった。

朝7時30分までに配達所に出勤して、所長に挨拶をするや否や、すぐに荷物を積んだ軽トラに飛び乗って、 担当地域に向けて走り出す。クーラーのない僕らの配達所は朝の涼しい時間にどれだけの荷物を 配達出来るかが勝負だ。「おはようございます!M百貨店です。荷物の配達で参りました。 印鑑をお願いします!」その日積んでいる荷物を全て配達するまで、車の運転とこの台詞の繰り返しである ようやく配達が終わっても、まだまだ仕事は終わらない。 配達所に帰ってからは、翌日配達しなければならない荷物の伝票の住所を確認して、 地図を見ながらその伝票の裏に自分で分かりやすく簡易の地図を書いていくのだ。 荷物が少なければ大した事はないが、荷物が100個や200個になってくると、その地図調べだけでも 5、6時間かかる。ようやく地図調べが終わると、自分で書いた伝票の裏の地図をみながら、 最後の配達場所の荷物から順番に軽トラに上手に積んでいくのである。 この積み方にもコツが必要で、しっかり考えて積まなければ、荷物を全部積めなかったり、 翌日の配達時にエラい目に遭ったりする。だから担当地域の地図を暗記して、 積み方のコツを覚えるまでは、本当に大変だった。最初のひと月ぐらいは、朝7時30分から 日付が変わるまで働く事がざらだった。楽して多くのお金を稼ぐ事が目的だったはずなのに、 慣れてスムーズに仕事が出来るようになるまでは、 時給に換算すると300円程度しかない時もあった。

そんな大変なお中元配達の仕事の中でも、最も大変だったのはやはり配達中だった。 配達所での地図調べはクーラーの効いた室内で出来たし、荷物の積み込みはクーラーが無いとはいえ、 倉庫の中での作業なので何の問題もない。ただ配達に関しては、炎天の中をクーラーの付いてない 軽トラで、免許取りたての僕が必死に家を探しながら、一日中走っているのだから、 事件が起こらないはずがない。まだ午前中は涼しいので、クーラーなしでもギリギリ 我慢出来るのだが、昼11時ぐらいから夕方4時ぐらいまでは地獄である。 暑くて汗が止まらないという表現があるが、そんなものはまだ楽勝で、汗が出なくなるのである。 汗が出なくなったら、頭がフラフラしてくるので、水分を補給しなければならないのだが、 ここでジュース類を飲んでしまうと、逆に喉が渇いてしまうので、僕の場合は学校に忍び込んで 水を飲んでいた。こういう場合は水か牛乳がベストである。 当時は、水なんて売ってなかったので、そうするしか仕方がなかったのだ。幻覚を見た事もある。 あまりにも苦しくて、水分を求めて軽トラを走らせていた時、ようやく自動販売機を 見つて車を停めたまでは良かったが、車を降りて辺りを見回しても、どこにも自動販売機はなく、 そこには一本の木が立っているだけだった。ライターやボールペンが爆発する事は頻繁にあった。 例えば、団地やマンションに配達する際は時間がかかるので、窓を閉めてキーをロックして 車から離れるのだが、しばらくしてから車に帰って来てドアを開けた瞬間に爆発するのである。 あまりの暑さに判断力が鈍くなってか、車は何度もぶつけた。車をぶつけた時は、 配達所に帰ってから所長に報告するのだが、その度に所長は 「アッチャ~、やらかしましたなあ~。」と必ず言うのだった。 その他にも数えきれないぐらいのとんでもない事件を経験した。

休みなしで連続50日間の過酷な仕事で、唯一の救いが同じ志でアルバイトしていた同僚だった。 下は16歳から上は26歳で、総勢10人ぐらい来ていたと思う。辛ければ辛い状況である程、 仲間同士の絆が強くなるもので、僕らはすぐに仲良くなった。仲良くなったと言っても、 休日がない上に毎日ヘトヘトになるまで働いているので、一緒に遊びに行くという感じではなく、 配達から帰って来てからの地図調べの時間や荷物の積み込みの時間に世間話を したりふざけ合ったりしているだけなのだが、ただそれだけで楽しかった。 今日も仲間に会える。そんな簡単な気持ちがあったからこそ、50日間を乗り越えられたんだと思う。 アルバイトの最終日に、各自が配達から帰って来てから、所長が50日間の給料を計算してくれて、 現金で全額支給してくれるのだが、その時の嬉しさは今でも忘れる事が出来ない。 全員が給料を受け取った後、僕らがこの夏を一緒に過ごしたボロボロの軽トラをバックに、 50万円近いお金が入った封筒を握ったまま記念撮影をした。 僕らはまた会う事を約束して、ガッチリ握手を交わしてから別れたのだった。 少し大人になったと感じる事が出来た18歳の夏の思い出である。

(文:加藤鶴一)







*熊本地震復興支援に関して*
ファンダンゴ物資直送チームが
2016.04/28~04/29の2日間の間で
直接熊本へ現地入りし、
募金を必要な物資に替えて届けて来ました。
以下、詳細を報告させて頂きます。

募金をして頂いた皆様や活動に協力してくれた
多数のアーティストの皆様、本当にありがとうございました!
FANDANGOでは引き続き募金箱を設置してますので、
出来る範囲でのご協力の程、宜しくお願い致します!!

A)■募金額合計■
¥ 213,578

B)■物資購入&物資送料合計■
¥ 192,373

■残金■
A) - B)= ¥ 21,198
※残金に関しましては従来通り、
熊本復興支援募金箱と合算して
次回の支援物資購入費用に
責任を持って使わせて頂きます。

□□各地での物資の内訳□□

【熊本市「大同青果センター」】
レトルトカレー×35箱
混合レトルト箱Lサイズ×10箱
菓子パン 420食
トイレットペーパー×6箱
ティッシュペーパー12P×9箱
ブルーシート(3.6m×5.4m)×180枚
毛布42枚
サバ味噌煮缶詰24個入り×74箱
もずくスープ5食入り12ケース×40箱
タマゴ粥32食×2箱
PPロープ(5m×100m)×60本×2箱
ウェットティッシュ36P×4箱

購入費合計 ¥ 35,311

【熊本市火の君文化センター】
いちご×5箱
でこぽん×5箱
ネープル×3箱

購入費合計 ¥ 21,652

【FANDANGO 受け取り分 熊本NBC作戦物資】
120cmサイズ×11箱
140cmサイズ×150箱
(飲料水・レトルト食品・除菌ティッシュ等)

送料合計 ¥ 135,410


※常設している東日本大震災復興募金箱寄付金に関して※
FANDANGOでは引き続き受付とバーカウンターにて、
東日本大震災復興支援募金箱を設置してますので、
無理の無い範囲でご協力の程、宜しくお願い致します!!




『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
『夢ママ(岩手県大船渡長沢仮設代表)』







*十三駅前ションベン横丁復興支援に関して*
大火災から約2年、2/22(月)から新店舗建設工事がスタートしました。
年内には新しいしょんべん横丁が誕生する予定です。
ファンダンゴでは、引き続き復興支援Tシャツの販売を
しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
引き続き、宜しくお願い致します。
詳細は以下リンクから。

『十三駅前ションベン横丁復興支援Tシャツ販売中!!』
『十三トミータウン(ションベン横丁)復興の進捗状況』

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