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『僕と僕のサウナの師匠であるDさんは、朝一番の新幹線に飛び乗って静岡に向かった。本当の目的地は新宿なのに、僕らは静岡にあるサウナの聖地「サウナしきじ」に行きたいが為だけに静岡で途中下車したのだ。
サウナを思いっきり楽しんだ僕らは、お揃いの大きなハートマークのデザインが入った真っ赤なティシャツで、静岡の町を仲良く二人で練り歩き、再び新幹線に乗って新宿まで辿り着いたまでは良かったが、 新宿駅からイベント会場である「新宿JAM」までの道を迷ってしまい、お揃いのティシャツを着た僕らは新宿の街を1時間近く歩き回り、ようやく新宿JAMに辿り着いたのだった。
ようやく到着した僕ら二人を見て、誰かが「新宿でお揃いのティシャツ着て、ホモみたいですやん。」と言った。写真はその直後のもので、後列の向かって一番左が僕で、僕の前で座ってるのが僕のサウナの師匠のDさんである。』

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吠えろ!ファンダンゴ!!
#213 サウナの師匠



僕は休日に何の予定もなければ必ずサウナに行く。もうかれこれ何十年もサウナ通いを続けているので、僕の生活スタイルの大切な一部になっている事は確かである。 ひと言でサウナと言っても、僕の場合のサウナは、町の銭湯のサウナ、スーパー銭湯のサウナ、サウナ専門の施設、という感じで、この3つをまとめてサウナと呼んでいる。 サウナ付きの銭湯は近所にもたくさんあるので気軽に行けるのがいいし、スーパー銭湯は町の銭湯に比べて広くてゆったり出来るのがいいし、サウナ専門の施設は本気でサウナを楽しめるのがいい。 僕はその日の気分や体調でどのタイプのサウナに行くか、朝目覚めた瞬間に決めるのである。大切な休日を充実させる為に、毎回その決断に妥協は絶対しない。せっかくの休みの日に一人でサウナなんて寂しい人なんて思われるかも知れないが、 人にどう思われようが、僕は僕のサウナ道を一生かけて極め続けたいのである。僕のまわりにもたくさんのサウナーがいるが、人それぞれサウナに対する考え方も違えば、サウナでの立ち振る舞いや楽しみ方等、何から何まで違う。 要するに、100人いれば100通りのサウナ道があるのだ。それだけ奥が深いし、面白いのである。

僕のサウナの楽しみ方はこうだ。浴室に入り、まずは身体を洗って、身体の汚れを落とす。これはサウナを愛する者にとって、マナー中のマナーである。 そして、とりあえず浴槽に入って、軽く身体を温める。これはサウナに入った時の発汗作用を高める為である。そしていよいよサウナに入る。 大概のサウナは階段状になっており、上段の方は温度が高く、下段の方は温度が低い。僕の場合、しょっぱなは中段もしくは下段の温度がさほど高くないところに座る事にしている。 サウナ室にいる時間は、温度や吹き出る汗の量にもよるが、僕は10分前後を目安にしている。しっかり発汗したところでサウナ室を出るのだが、ここからが肝心である。 まず、シャワーで綺麗に汗を流す。これもサウナーとしての絶対的なマナーである。そして、ゆっくり水風呂に侵入するのだ。サウナ室から出て、汗を流さずにすぐ水風呂に飛び込む人がいるが、 その行為はサウナ界において完全なマナー違反である。そんな事をする人を僕はサウナーと認めない。水風呂に浸かる時間もその水温で変わるが、僕の場合は身体がクールダウンして、自分の息が冷たく感じたところで、水風呂を出るようにしている。 時間にして3分前後というところだろうか。水風呂を出てからは、備え付けのイスや浴槽の縁に腰掛けて、外の景色を眺めたり、目を閉じて瞑想したり、浴室の天井を眺めたりしながら、ゆっくりと身体を休める。 そして、身体がフラットな状態に戻ったと感じたら、再びサウナ室に入るのだ。サウナ→水風呂→休憩の一行程を僕らは1セットと呼んでいる。 普段の僕はこれを4セットかまして、最後は風呂を楽しんでから終わりにしている。時間にして大体150分前後である。その後は、施設に休憩所がある場合は仮眠したり、美味しいものを食べたり、外の風にあたったり、その日の気分でアフターを楽しむ。 僕にとってのサウナとは、朝起きてからサウナを終えて、家に帰って来るまでがサウナなのである。

僕のサウナの師匠にDさんという人がいる。Dさんは僕が今まで出会ったサウナーの中で一番尊敬出来る人で、僕より年齢は少し下だが、サウナに対する情熱が僕を遥かに越えているので、僕は勝手にDさんの事をサウナの師匠と呼んでいる。 日々、Dさんはサウナの良さを知らない人間に、サウナの良さを知ってもらう為の努力をしている。その理由としては、こんなに気持ちいいものを自分のものだけにしとくのではなく、一人でも多くの人に知ってもらいたいからである。 だからDさんは、友達、仕事仲間、バンド仲間、先輩、後輩を分け隔てなく、サウナに誘う。僕がDさんと知り合ったのも、Dさんのそんな日々の活動からだった。 Dさんに出会って、サウナにハマった人は僕のまわりだけでもたくさんいる。それだけDさんはサウナの魅力を丁寧に分かりやすく教えてくれるのである。 僕もDさんとは何度もご一緒させてもらっているが、その度にDさんのサウナの楽しみ方、遊び方、考え方に感銘を受けるので、今の僕とDさんと出会うまでの僕とではサウナの楽しみ方が全く違っている。 なので僕はDさんと出会ってから、本当のサウナの楽しさを知ったのかも知れない。だから、Dさんは僕にとってサウナの師匠なのである。「僕にとってのサウナって、一般人が毎日歯を磨くのと一緒ですわ。」 こんな台詞が自然に出てくるぐらい、Dさんは毎日のようにサウナに通っている。大阪のみならず、サウナの名店を調べては、時間を作って全国津々浦々をサウナ目的で旅をする。

つい先日の出来事である。偶然、あるバンドの打ち上げでDさんと一緒になった。相変わらず、僕とDさんはバンドの打ち上げをそっちのけに、サウナの話で盛り上がった。 「Dさん、僕は明日東京に行く用事があるので、先に帰りますわ。」「えっ、東京行くんですか?」「はい。朝の新幹線で行こうと思ってます。」「加藤さん、僕も一緒に行ってもいいですか?」 「えっ?Dさん、明日仕事やないんですか?」「僕は仕事よりも大事なもんがあるんです。」「何ですか?」「静岡に"サウナしきじ"っていう僕が日本で一番やと思ってるサウナがあるんですが、静岡で途中下車して一緒に行きませんか?」 「あの有名な"サウナしきじ"ですか。行きたいです。」「ほんなら、新幹線の始発で行きましょう。」Dさんのサウナ絡みの行動力には凄まじいものがある。僕らはそれから寝ないで新幹線の始発に飛び乗った。 "サウナしきじ"に到着したのは朝8時位で、昼の3時に静岡を出れば東京のイベントに間に合うので、時間はたっぷりあった。Dさんはもう数えきれない位"サウナしきじ"には来ているので、僕はDさんの優しく丁寧な指導のもとで"サウナしきじ"を楽しんだ。 ムチャクチャ熱い2種類のサウナ室、今や伝説となっている飲める天然水掛け流しの水風呂、薬草湯、何を食べても絶品な食事コーナー、ゆったりとした休憩室、礼儀正しい店員さん達、良心的な値段、その全てに非の打ち所はない。 全国のサウナー達がサウナの聖地と認めているのが100%納得出来た。僕らはサウナを出てから、ゆっくりと男二人で駿河湾沿いを散歩して、抹茶アイスを食べてから、新幹線で東京に向かったのだった。 Dさんは東京に向かう新幹線の中で「俺、何しに東京に行くんやろう?」と、自問自答を繰り返していたが、それがDさんの素敵なところである。Dさんは僕を"サウナしきじ"に連れて行きたいが一心で、わざわざ仕事を休んでまで、東京まで付いて来てくれたのだ。

僕にはDさん以外にもう一人だけサウナの師匠がいる。それはもうすぐ80歳になる僕の親父である。20年程前に親父と一度だけサウナに行った事がある。 当時の僕はサウナにあまり興味がなかったので、親父に強引に誘われての事だったと思う。その時、親父が僕にサウナというものを教えてくれた。 「サウナは身体の中の悪いもんを汗と一緒に流してくれるんや。サウナを限界まで我慢してから水風呂に入るんや。それを繰り返してたら、頭がスカッとして天国におる気分になれるから、俺の言う通りにしてみい。 あと、サウナに入る時は絶対に濡れタオルを頭に巻いとけよ。サウナの熱で頭がアホになるからな。ほんで、水はガンガン飲めよ。」僕は親父の指導の元でサウナと水風呂を往復した。 3セットを終えたところで、僕はトランス状態になってしまった。サウナって、こんなに気持ち良かったのか。親父はこれで今日は出ると言ったが、僕はもう一度この快感を味わいたくて、あと1セットだけしてから出ると親父に告げた。 最後の1セットを終えて、浴室から出ると、親父は休憩室で美味そうに生ビールを飲んでいた。休憩室に入って来た僕を見るなり、親父は僕の為の生ビールを注文してくれた。僕ら親子は久しぶりにそこで熱い乾杯を交わした。 その生ビールの美味さを僕は今だに忘れられない。サウナの帰り、親父は僕にステーキを奢ってくれた。親父と遊んだのはそれが最初で最後である。ただ、それが僕のサウナ通いの原点になった事は確かである。 当時、仕事をさぼってでも毎日のようにサウナに通っていると豪語していた親父は、いつの日からか心の病を患ってしまい、今は家から一歩も出なくなった。僕のサウナの師匠であるDさんがある時のサウナでポツリと言った。 「心の病も気の病も、サウナに入ったら、一発で治るって。」先日のDさんとの旅の途中でその言葉を思い出した僕は、次に実家に帰った時に、勇気を出して、親父をサウナに誘ってみようかと思っている。



(文:加藤鶴一)







※震災関連の復興支援に関して※
現在、ファンダンゴ受付にて「熊本地震復興支援募金箱」を、
バーカウンターにて「東日本大震災復興支援募金箱」を
設置しております。

皆様からの募金に関しては、
現地で必要とされている物資に代えて、
直接届けさせて頂きます。
また、その詳細はまめに報告させて頂きますので、
御協力を宜しくお願い致します。




『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
『夢ママ(岩手県大船渡長沢仮設代表)』







*十三駅前ションベン横丁復興支援に関して*
大火災から2年7ヶ月、10月1日に「しょんべん横丁」が
復活を果たしました。
これもひとえに、商店街の方々の努力と
ご支援頂いた皆々様の情熱の賜物です。
まだまだオープンしてない店舗もありますが、
この後続々とオープンしていくみたいなので、
是非とも新しく生まれ変わった
「しゃんべん横丁」を覗きに来て下さい。
尚、ファンダンゴには「しょんべん横丁復興支援Tシャツ」が
大量に残ってますので、十三に遊びに来た記念に
買って頂けたら嬉しいです。
詳細は以下のリンクから。

『十三駅前ションベン横丁復興支援Tシャツ販売中!!』
『十三トミータウン(ションベン横丁)復興の進捗状況』

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