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『西成区山王/和光浴場の入り口にて。西成という大阪の超ディープタウンにありながら、銭湯としてのクオリティーは最上級である。真ん前には、かんむり屋という、 十三でいえば「イマナカ」、東大阪でいえば「食笑」クラスのディープな居酒屋がある。それ以外にも、付近にはかなりの面白スポットがたくさん転がっているので、和光浴場行った際は、その町並みも堪能してもらいたい。』

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吠えろ!ファンダンゴ!!
#214 西成区山王の和光浴場



大阪は梅雨のまっただ中である。しかし、気象庁が大阪の梅雨入りを発表したその日が大雨だっただけで、あれ以来ほとんど雨は降っていない。 こんな調子だから、もしかしたら今年の梅雨は雨が降らないまま終わってしまうんじゃないかと思う不安感から、今年の梅雨明け予想を調べてみたら、何と今年の大阪の梅雨明け予想は7月21日と書いてあった。 梅雨入りが6月7日だったから、簡単に計算してみても梅雨の時期は一ヶ月半もある事になる。そんな事はないはずだと思いながら、過去の記録をさかのぼって調べてみると、 毎年大体45日前後が梅雨の時期である事が判明した。この事は50年も生きてきて、初めて知った衝撃の事実である。これまでの50年間、 梅雨なんてものは2週間程度のものだと思い込んでいたので、割とショックだった。という事は、今からの残りひと月が梅雨本番となる訳か。まだまだ油断は出来ないな。

西成区の山王に和光浴場という銭湯の名店がある。無類の銭湯好きの僕と最近では毎日のように銭湯に通っているファンダンゴの村上君が銭湯の話をすると、ちょこちょこ名前が挙がる銭湯の一つである。 僕が和光浴場に初めて行ったのはかれこれ20年程前になるが、あの山王の町並みが好きなのと和光浴場の銭湯としてのクオリティーの高さから、それからも気が向いたら何度も立ち寄っていた。 しかし、ここ数年は足が遠のいていた。村上はそんな僕の逆で、銭湯にハマってからというもの、和光浴場にはちょこちょこ通っているらしい。 村上が和光浴場にちょこちょこ通っているという理由も僕のそれとほぼ同じで、銭湯というジャンルの中で大阪ではトップクラスの部類に入るんじゃないかという理由からである。 銭湯にしてはビックリするぐらい広々とした脱衣場(奥にはコインランドリーが10台程並んであり、大きなテレビの前にソファーが並んでいて、雑誌や新聞も多数あって、もちろん煙草も気兼ねなく吸える。)、 浴槽はジェット風呂、寝風呂、塩風呂、電気風呂、立ってられない位に強烈な水流が特徴のジェットバス。乾式サウナにスチームサウナ。身体が痺れる位に冷たい水風呂。 そして、銭湯の概念を覆す程に広々とした露天風呂(露天の半分近くが日本庭園になっていて、露天浴槽は炭酸泉になっている)。ざっと見積もっても、全体的な広さはその辺の銭湯の三倍位あるだろうか。 これだけの内容で、大阪の一般的銭湯価格の440円である。そりゃあ、長年行ってない僕でも忘れられない銭湯だし、村上もちょこちょこ通うはずである。

先日、あるバンドとの打ち上げが終わってから、 村上と僕の2人っきりで飲む機会があった。あれこれ話しているうちに、最後はやっぱり銭湯の話になった。その時、話題に上ったのが和光浴場である。「加藤さん、最近和光浴場に行きました?」 「いや、最近は全然行ってないなあ。村上は?」「僕は先々週も行って来ましたよ。」「やっぱり、良かったかあ?」「良かったですね。」「あそこは、サウナ別料金やったっけ?」 「いや、バスタオル持って行ったら、440円でサウナも入れますよ。」「あそこって、何時から何時まで営業してたっけ?」「朝6時位から夜12時位までやったと思います。」 「うわあ、相変わらず頑張ってる銭湯やなあ。久しぶりに行きたいなあ。」僕らの会話もそこまでは良かったが、その次の村上のひと言から僕らの会話がギクシャクしだした。 「こないだ面白かったんですよ。浴室入ってすぐ右にスチームサウナあるじゃないですか。そこでね・・・」「村上、間違えてるぞ。スチームサウナは露天風呂の奥やで。」 「いやいや、ちゃいますって。入ってすぐ右ですよ。」「おかしいなあ。ほんなら乾式サウナはどこにあった?」「浴室入って、正面の奥ですやん。」 「嘘つけえ!乾式も露天の奥やって。」「え〜っ、加藤さん、どっか他の銭湯と間違えてるんとちゃいますん?」 「俺が間違えるはずないやんけ。ほんならお前の言うてる和光浴場に、塩風呂あったか?」「ありますよ。」「ほんなら、ムッチャ流れのキツいジェットバスはあるか?」 「ありますよ。ほんなら、加藤さんの言うてる和光温泉は水風呂二つ並んでますか?」「水風呂が二つ並んでる自体おかしいやんけ。和光浴場の水風呂は一番奥にあって、ムッチャ冷たいんじゃ。」 酒が入ってるせいもあって、僕らは言い争ってる感じになった。たかが銭湯の事とはいえ、僕は村上に負けたくなかった。ただ、話は平行線を辿るばかりだったので、各自がメモに自分が覚えている浴室の配置図をイラストに書く事にした。 各自が書いたものを見比べてみると、似ているようで、やはり別物である。「村上、もしかしたら日替わりで男湯と女湯が入れ替わってるんちゃうか?」 「そんな事ありませんって。」その次の瞬間、僕の妥協案に一切応じない村上に対して、僕は挑戦状を叩き付けた。「そこまで言うんやったら、明日答え合わせしようやないか。明日の一時に和光浴場集合じゃ!」

その翌日、ひょんな事から久しぶりに和光浴場に行く事になった僕は、村上より先に到着して、事の真相を確かめてやろうと思ったが、僕が急いで服を脱いでいると、すぐに村上が入って来た。 「村上、昨日の夜、お互い書いた浴室の見取り図持って来たか?」「忘れました。」「そうか、しゃあないなあ。ほんなら今から2人で答え合わせしようや。」 僕らは一瞬で真っ裸になって、二人して浴室に急いだ。浴室へ入るや否や、村上が鬼の首を取ったかのように叫んだ。「ほら、入ってすぐ右にスチームでしょ!ほんで、一番奥にサウナ!」「あれえ、おかしいなあ。」 シャワーも浴びずに、僕らは浴室を歩き回る。「加藤さん、やっぱり他の銭湯と間違えてたんちゃいますん?」「いや、でもな。この塩風呂とそのジェットは俺の記憶通りやねんけどなあ。おかしいなあ。露天風呂も見てみよおや。」 露天風呂もおおよそは僕の記憶通りだったが、何かが違った。僕は何が違っているのかを必死に見つけようと、何度も何度も露天を見回した。しばらくして、ある事を発見したのだった。 「あっ、露天風呂の窓がベニヤで打ち付けられてる〜っ!村上、ちょっと来てぇ〜!」僕は村上を連れて、再び浴室中を見て回った。「村上、やっと分かったぞ!これは改装しとるわ。」 「えっ!」それから僕らは再々度、改装前と現状を検証しながら浴室中を歩き回った。「これはな、乾式サウナとサウナ横の水風呂部分を増築したから、水風呂が二つ並んでんねんやわ。ほら上見てみい。これは男湯と女湯をぶち抜いてるで、 だからこんな複雑な造りになってるんや。ほら、露天に入る前のこの通路が不自然に途切れてるやろ。前はここから先に行けて、露天風呂からその先の様子が見えたんや。それからな・・・」 未だシャワーさえも浴びずに、熱くなってる僕に、村上がポツリと言った。「加藤さん、そろそろ風呂入りませんか?」その瞬間、ようやく僕は我に帰ることが出来た。それから僕は、 ゆっくりと久しぶりの和光浴場を堪能したのだった。湯上がりに、広々とした脱衣場のソファーに座って煙草を吹かしていた僕に、村上が「結局、僕ら二人とも間違ってなかったですね。」 と言った。僕はホモ行為禁止の貼り紙を見ながら「当たり前や。俺らに間違いはない。」と答えた。

和光浴場を出て、ジャンジャン横丁に向かう道の途中で、村上が独り言のように呟いた。 「あっ、気持ちええ。身体が薄い膜で包まれてるみたいや〜。」今にも雨が降ってきそうなどんよりとした西成の町には、生暖かい風が微かに吹いていた。 (文/加藤鶴一)



(文:加藤鶴一)







※震災関連の復興支援に関して※
現在、ファンダンゴ受付にて「熊本地震復興支援募金箱」を、
バーカウンターにて「東日本大震災復興支援募金箱」を
設置しております。

皆様からの募金に関しては、
現地で必要とされている物資に代えて、
直接届けさせて頂きます。
また、その詳細はまめに報告させて頂きますので、
御協力を宜しくお願い致します。




『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
『夢ママ(岩手県大船渡長沢仮設代表)』







*十三駅前ションベン横丁復興支援に関して*
大火災から2年7ヶ月、10月1日に「しょんべん横丁」が
復活を果たしました。
これもひとえに、商店街の方々の努力と
ご支援頂いた皆々様の情熱の賜物です。
まだまだオープンしてない店舗もありますが、
この後続々とオープンしていくみたいなので、
是非とも新しく生まれ変わった
「しゃんべん横丁」を覗きに来て下さい。
尚、ファンダンゴには「しょんべん横丁復興支援Tシャツ」が
大量に残ってますので、十三に遊びに来た記念に
買って頂けたら嬉しいです。
詳細は以下のリンクから。

『十三駅前ションベン横丁復興支援Tシャツ販売中!!』
『十三トミータウン(ションベン横丁)復興の進捗状況』

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