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バンド募集

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『十三ファンダンゴの閉店までついにひと月を切ってしまった。 何とも言い表せない感情は日々大きくなっていく。 この十三での32年間に及んだ祭りの後、僕らはどんな気持ちになるのだろうか? 写真は、十三での長い歴史を締めくくる大仕事を任されてしまったスタッフ全員での最後の集合写真。』

※ファンダンゴでは、各日のチケットの電話予約・E-mail予約を
受け付けています。お気軽にお問合せ下さい


吠えろ!ファンダンゴ!!
#238 あばよ!僕の第二の故郷"十三"よ!


いよいよ、この7月いっぱいをもって十三でのファンダンゴが終わってしまう事になった。堺への移転が決まった当初は、行き場が決まった安堵感と新しいファンダンゴを今から作っていくという楽しみで、気持ちが堺に傾いていたが、日が経つに連れて、僕を30年の長きにおいて育ててくれた町である十三を離れなければならない悲しさというか寂しさというか、そんな感情が日々大きくなっていくのだった。十三で暮らした訳ではないが、30年通い続けた町であり、僕の52年半の人生の中のほとんどの思い出がこの十三にあると言っても過言ではない。

僕が一番最初に十三を訪れたのは、小学四年生の時だった。当時、親父の勤めていた会社が十三と西中島南方の間の淀川沿いにあって、どういう経緯かは忘れてしまったが、親父と一緒に会社まで行った事があった。その綺麗とは言えないプレハブの建物の一室で、オレンジジュースを飲みながら親父の用事が終わるのを待っていたが、なかなか終わらないので、しびれを切らした僕は会社の目の前にそびえる淀川の土手を登って、淀川の河川敷で一人遊んで親父を待っていた。僕は子供ながらに、その時に見た淀川の広大さと川向に見える梅田のビル群に感動したのを今でも覚えている。ようやく親父の用事が終わって、親父と僕は淀川を左手に見ながら、河川敷を十三まで歩いた。初めて訪れた十三は、それまで僕が唯一知っていたミナミの繁華街とは違う感じがした。乱雑でゴチャゴチャしてて、その上どこか下品な感じがしたのだった。そして、夕方前なのに飲み屋が連なる路地や駅前商店街やキャバレーが立ち並ぶ如何わしい通りのどこもかしこも人が多かったのを覚えている。親父は歩くのが早いので、親父に付いていくのが必死だった。もしもこんな如何わしい所ではぐれてしまったら一巻の終わりだという恐怖心もあった。親父が僕を連れて入った店は居酒屋だった。子供の頃だったから定かではないが、コの字の大きなカウンターとそれを囲むようにテーブルがぎっしり並んでいたから、かなり大きな店だったように思う。ほぼ満員の店内はかなり賑やかで、僕は異国の地に迷い込んでしまったような気持ちになっていた。その店のカウンターにちょこんと座って、僕は親父が注文してくれた焼鳥や天ぷらを大人の気分になって食べていた。親父はと言えば、ビンビールを数本飲んで、その後はコップ酒をぐいぐい飲んでいた。すっかり気分が良くなってしまった親父は「お母さんには内緒やぞ。」と言って、母親より若い女性が二人やっている怪しげな店に連れて行ってくれた。さっきの居酒屋もそうだったが、そこでも僕は初めて見てしまった大人の世界にすっかり魅了されて、立て続けにコーラを注文したのを覚えている。いつもは厳しい親父がデレデレした感じで女性と話しているのを目撃してしまったのも、この時が初めてだった。その店を出てからどうやって二人で帰ったのか全く覚えてないが、僕にとっての十三とは初めて大人の世界を見せてくれた町なのである。

当時、堺市でも最南端に位置する泉北に住んでいた僕にとっての遊び場は、中学生の頃なら堺東、そして高校生になったらミナミ、そしてキタが最北端だった。淀川を越えて大阪の北部に遊びに行く事は、よっぽどの用事がない限り無かったように思う。僕が十三に再度降り立ったのは22歳の時なので、初めて十三に来た時から12年も後の事だった。その切っ掛けはファンダンゴだった。新しいライブハウスが十三に出来たというので、友達と遊びに来たのである。久しぶりに来た十三はほとんど12年前のイメージのままで、やっぱりどこか怪しい感じがした。飲み屋が所狭しとひしめきあうションベン横丁の混沌とした感じ。人通りが絶えない駅前商店街。一昔前に流行ったであろう大きなキャバレーが今だ幅を利かせている栄町商店街。常に人が溢れている、商店や飲食店が長く続くフレンドリーストリートという何故か横文字の名前がついた商店街。そこには生活の匂いと遊び場の匂いが入り交じっていた。そして、どこもかしこもが人で賑わっているその感じに、町自体が持っている力を感じた。十三の町をずいぶん迷って、ようやく辿り着いたライブハウス"ファンダンゴ"は、まだ出来てからそんなに間がないはずなのに、そんな混沌とした十三の町を象徴するような雰囲気を醸し出していた。落書きのようにも見えるペイントで埋め尽くされた壁。洞窟の入り口みたいなエントランス。これでもかというぐらいにファンキーすぎる受付の姉ちゃん。お客さんが上部まで鈴なりになって座っている大階段。まるでスモークを焚いているかのように煙草の煙でくもっているホール内。何と表現したらいいか分からないぐらいインパクトのあるステージ。何の役目を果たしているのかよく分からないオブジェの数々。ライブがまだ始まってもないのに既に潰れてしまってる酔っぱらい。当時のライブハウスはどこも個性的な雰囲気があったが、ファンダンゴはそれらを飛び越えた何かがあった。ライブが始まって、音と照明が加わると、そのただでさえ怪しい雰囲気が輪をかけて怪しくなるのだった。それからというもの、僕はその独特の怪しさに魅かれて、十三ファンダンゴに頻繁に通う事になったのだった。次にファンダンゴに来た時には、迷わずに辿り着く事が出来た。その次に来た時には、もう十三の町を知り尽くしたかのように、堂々と歩けるようになった。その次に来た時には、キャバレーの強引なまでの呼び込みを冗談でかわせるようになった。そして、いつの間にか僕は十三ファンダンゴで働いていた。まさか、それから30年間も十三ファンダンゴで働き続ける事になるとは、その時は夢にも思っていなかった。

今、十三ファンダンゴの過去のマンスリースケジュールをさかのぼっている。本当に色々な事があった。決して楽しい思い出ばかりではなかったけど、今になれば全てが大切な思い出である。そんな僕の十三での日々がこの7月をもって終わろうとしている。今の気持ちは何と表現していいのか分からないぐらいに複雑である。整理しようにも出来ないこの気持ちは、堺に持って行く事にした。最後に、十三での32年間では本当にたくさんの方にお世話になりました。簡単な感謝の言葉では安っぽくなってしまうので、そのお礼は10月から新しく始まる堺ファンダンゴをしっかり作っていく事でお返し出来たらと思っています。あわよくばですが、新しいファンダンゴも皆さんと一緒に一から作っていけたらとも思っています。要するに、まだまだお世話になるという事ですので、これからも宜しくお願いします。あばよ!僕の第二の故郷"十三"よ!長い間ありがとうございました!

*8/2(金)と8/3(土)にエンドロールと題しまして、バー営業をする事にしました。 楽屋/ステージ/階段を解放しますので、最後に皆さんの思い出の一ページを作って頂けたら嬉しいです。 詳細はスケジュールのコーナーを参照下さい。
(文:加藤鶴一)









『7/1(月)から発売中の“十三ファンダンゴ”ラストグッズ。 Tシャツとラグラン、ロンTの全10種類展開。売り切れ御免ですので、早めのご購入をお勧めします。』





ファンダンゴでは引き続き西日本豪雨災害への復興募金箱の設置をさせて頂いております!





お預かりした募金は被災した宇和島の吉田中学校、及び土砂災害で被害を受けたみかん農家に復興支援として届けてきます。 まだまだ現地での活動・支援を続けて行きますので、出来る範囲でご協力の程、宜しくお願い致します。


『NBC作戦本舗』
『南相馬の託児所「KID'S CLUB」』
『ONE WORD FOR ONE WORLD』
『東北ライブハウス大作戦』
『夢ママ(岩手県大船渡長沢仮設代表)』




*十三駅前ションベン横丁復興支援に関して*
大火災から2年7ヶ月、10月1日に「しょんべん横丁」が
復活を果たしました。
これもひとえに、商店街の方々の努力と
ご支援頂いた皆々様の情熱の賜物です。
まだまだオープンしてない店舗もありますが、
この後続々とオープンしていくみたいなので、
是非とも新しく生まれ変わった
「しゃんべん横丁」を覗きに来て下さい。
尚、ファンダンゴには「しょんべん横丁復興支援Tシャツ」が
大量に残ってますので、十三に遊びに来た記念に
買って頂けたら嬉しいです。
詳細は以下のリンクから。

『十三駅前ションベン横丁復興支援Tシャツ販売中!!』
『十三トミータウン(ションベン横丁)復興の進捗状況』

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